2011年3月1日(火)


明け方4:30頃からニワトリが泣き始めるが6:00まで寝た。起きてすぐ村長さんに一宿一飯のお代を払いたいのでいくらですかと聞くと特にいくらでもいいと思っていたようだがジェンソンを通じて改めて聞いてもらうと6000フラン(約1000円)でいいという。10000フラン渡し深く御礼を言った。霧が出ているが雨ではないので皆さんに別れを告げて出発する。道は無情にもむかるみが相当残り、かなり走りにくい。なんどが転倒した。ヘトヘト状態で走っているとここでもある村人の方がとおり道をしばらくガイドしてくれた。トラックが悪路を走れず道を掘る作業を人工がしている。それを迂回するように教えてくれた。地元民でないと知らない道だ。しばらく行くとポリスストップ。お金かジュースか、何かくれるものないか、と言って来たがキンシャサからブラザビルの国境の人たちに散々とられたから一文無し!という主旨を言うと納得してそれ以上は言ってこなかった(笑) またあまりの泥がバイクのいたるところにつまり一番困るのはタイヤの溝にぎっちり入り込んでしまった部分だ。もうつるつるタイヤで走ってる状態になり転倒しやすかったりホイルスピンがスゴイ。そのポリスストップでタイヤの溝を一本一本取っていると取りやすい枝をポリスを出してくれた。

その後、道で出会ったバイクの男性、プロセファーさんが次の町、ロテテまで言ってくれるという。走っているとオイルの警告灯が点滅!ヤバい・・きっとキンシャサで自分でクラッチ交換をした時に何かミスってオイルが漏れていてオイル量の不足したのかな?と思いバイクを確認するとそのような形跡はない。すぐに原因を突き止めることが出来た。泥がオイルフィルターとオイルクーラー部を完全に覆ってしまって油温が上がっていたのだ。プロセファーさんにはもうおいていかれるかもしれないがバイクを停めて泥を取り除いているとプロセファーさんが戻って来てくれ一緒に泥をお落としてくれた。途中彼の家もみせてもらい連絡先の交換をした。最終的にはロテテで宿を紹介してくれチェックインの手続きを手伝ってくれた。このロテテの町に入った時、コーラーを一緒に飲もうということであるレストランの前にバイクを停車させるといきなり英語で話しかけて来る白人がいた。ドイツ人のヨーロッパから南下してきたライダーで私のルートと完全に逆を行く人だった。いきなり「私のバイクはトラックの上だよ」と訳がわからないことをいう。どういうことか聞いてみるとあまりの悪路でエンジンの中に水が入りどうしようもない状態になっているところでトラックに乗せてもらったという。なんでも腰を超えて自分の胸まである水の中にバイクで入ってしまい水がエンジンに入ってしまったそうだ。なんとまたそのトラックも壊れ、救援を待ってこの町にもう3日間もいるという。また私がいくルートについてアドバイスをくれて、その道は「impossible(不可能)」、トラックを見つけてガボンの国境まで乗せてもらったほうがいいという。私にはアンゴラの道を聞かれたので私の知っていることを伝えた。ロテテの宿に入り、夕食について聞くとここはそういうサービスはないという。町まで自分で行って食べてくるしかないと。英語が話せる男性が私の希望を聞いてくれ町まで夕食を買いにいってくれた!これも本当に有り難い。。ここの宿でいろいろ泥だらけのものを洗わせてもらった。【宿名不明:5000フラン(850円)素泊まり/水シャワーのみ】



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霧の朝、村の人に別れを告げる






DSCF3081 私とバイクを休ませてくれて有り難う。






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こんな深さはもう当たり前。







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これ、道と呼べますか?(笑)











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川ですよ。川。(笑)

これがいくつもいくつも次から次へと登場するのです。。(激辛)

この中をばしゃばしゃとバイクで入って行くのです。深い所でバイクを倒してしまったら・・完全にアウトです。。(恐怖)