2011年3月11日(金)前日に朝食を6:30にと頼んでおいたのでその時間に食べる場所に行ってみると用意していないという。これもアフリカ、もう慣れました(笑)

フランスヴィルでもらったパンが一つ残っていたのでそれを部屋でかじりサプリをとって朝食終了。チェックアウトを済ませ今日も霧の中、ロペのモーテルを出発。霧のせいでシールドが曇り中々ペースを上げて走ることが出来ない。コルゲーション(波状路)がかなりひどいがコンゴの道から比べると天国!(笑) インターネットが使えなくなって早10日ほど経つので確実に使える首都リーブルヴィルに行く事にした。ロペからリーブルヴィルまで360キロほど。その内の3分の1くらいがダートだ。ただアスファルト部では穴がひどく、よけて走るのには苦労する。到着したホテルはかなり設備が充実しているため値段は高いがインターネットが必要なたまった作業が出来るのでよしとする。
【Oukoume Palace International USD232 】
インターネットをノートPCにつないでみると膨大なメールが届いている。連絡がとれず多くの方に大変ご迷惑をかけた。この場を借りてお詫びいたしますm(__)m 家族に連絡してわかったのが日本で東北沖大地震があり多くの方が被災したと。このガボンのホテルのロビーでも、部屋のTVでもずーっとCNNでこのニュースが流れている。アメリカの友人、マット&リサからも私の旅のことについては短く終わらせて(笑)、日本の私の家族、知人について心配のメールをよこしてくれた。世界中の人が日本を心配している。被災された方、その知人の方に深くお見舞いを申し上げたい。
コンゴで多大にお世話になった在コンゴ日本大使館の方から改めて私の安否の確認と在ガボン日本大使館の連絡先を知らせるメールが届いていた。早速、ガボンの担当者の方に電話をかけてみると既に私の存在を知っていた。コンゴの日本大使館の方以外に、私と入れ違いでリーブルヴィルを出発し、アフリカをバイクで走っている二名の日本人から私の存在を聞いたという。そのご夫婦は私のブログを見て頂いて知ったと。また偶然にもフランスヴィルのホテルで一緒だったアメリカ人親子もこのお二人と出会っていて私に話しをしてくれていた。(業務連絡です(笑):TAKAOさん?このブログを確認されたらよろしければご連絡下さいtrp@jp.bigplanet.comまで)そういえば、私がブラザビルを出発して二日後に到着したロテテという町で出会ったバイクが壊れてトラックに積んでいたドイツ人ライダーのことをアメリカ人親子がガボン入国前で出会っていてバイクが元気な頃の(笑)彼のことを知っていた。世界に出ていても世の中狭い!と感じた。
このホテルはなんと、バスタブがある!!久しぶりにゆっくり浸かってみた。超、幸せ。。

しかし改めて日本の惨状の新しい情報を見る度に胸が痛む。早く余震が収まりますように。そしてこれ以上の被害が出ないように祈ります。



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ロペは国立公園がある素敵な場所。朝日を浴びて出発。





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こんなに低い位置に雲がかかる。








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いくつもの川を渡りながら国立公園を抜けて行く。







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やっとリーブルヴィルのホテルに到着すると日本が大惨事に!!







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ひっきりなしに日本の地震についての報道が行われ、ホテルにいる人もTVに釘付け。