2011年3月20日(日)

 

朝、7:00にホテルを出発。

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ホテルを出てモスクを脇目に西へ向かう








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あの山の頂上から街が見渡せるらしい









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街中、パビリオンといった感じ









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街を抜けるところを振り返り撮影








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街に入って来た東方面からの時と違い、

西に抜けて行く時は、道の両側に町や村が少なく走り易い。





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高級な住宅地の建設も多く目に付く







などど思っていたら、すぐに交通量が増えてきた。

通過する町を重ねる毎に渋滞が酷くなる。

アブジャからベナンシティに向かう200キロ近くは

交通量が多くまた皆さん、運転が荒い(苦笑)


道の両側には交通事故の残骸が無数にあり、事故車両が置き去りになっている。

にも関わらず、多くの運転者は危ない運転をされる。

何度私もあわや正面衝突!という思いをしたか数え切れなかった。


理由は、片側一車線の対面通行路に、

 

年式がかなり古い、

整備不良、

荷物の積み過ぎ、

人間の乗り過ぎで、

 

スピードが出せない車が山ほど走り、

それを抜こうとする車が、

対向車おかまいなしに行く。

そしてその車も加速能力や、ブレーキ性能が低いものが多いため、

結果、事故を起きる。

 

特に私はオートバイなので対向車からみれば

車幅が細いため、

私の存在があっても追い抜きをかけて来る対向車が後を絶たない。

 

毎回、私の真横ギリギリをスゴイスピードですれ違って行く。

接触したら大けがするのはこちらなのでよけながら走ることに

かなり気を使う。(疲)

そんな道のりが約200キロ以上続く。

 

ナイジェリアは経済発展がとても目覚ましい国。

南アフリカに次ぐということで車も増加が激しい。

 このアブジャ~ベナンシティ間は、

「ガソリンスタンドとホテルの道」と勝手に名付けた(笑)

 

この二つが多い事、多いこと。


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建設途中もあれば、







DSCF3319つぶれているものも多い。






とっても有り難いのはガソリンが安いこと!

1リッターあたり、65ナイラ=33円です!(嬉)

さすが豊富な原油埋蔵国!

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途中の街の風景








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前を行くトラック


運転手もイスラムの方が多いようで
トラック模様もそれ風






給油のため一度停車した以外は走りっぱなしだったので、

出発から5時間ほど走ったところで、いつものようにランチが出来る場所を探す。

 

ある町の中にビールの看板、そしてテーブルと椅子が置いてあるのが目印の「飲み処」があったので、敷地にバイクを入れ停車。

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お客さんと、ただ座っているだけの人達?(こういう方がアフリカは凄く多い)が一斉に私に注目する。


ヘルメットを脱いで、店に近付きそこにいる人達に挨拶すると笑顔で返してくれるのでほっとする。

 

コーラを注文したら、ファンタが出て来た(笑)

 

手持ちのパンとビスケットをジュースで流し込むように食べ、

会計をして帰ろうとすると、隣のテーブルにいた初老の男性が

声をかけてくれジュースをおごってくれるという。

アフリカに来て依頼、人におごってもらったことは初めてだ。

日本から来た私に歓迎の言葉をかけてくれ、これからの道のりなどについて話す。

この方は町の役員をされている方で、

元ボクサー?で、今はボクシングのトレーナー指導者をしているという。

名前を聞かなくて失礼してしまった。

 


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皆さんに手を振りながら店を後にする。


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道中ずっと続くヤシの木街道







ベナンシティ近くになったところの街中で道に迷いバイクを停車させているとわざわざ向こうから声をかけてくれ

「困っていることがあれば手伝いますよ」

と、多くの方が言ってくれる。

小遣い稼ぎのためでも何でもない、心からの親切で言ってくれている。

 

ホテルを探していると言うとバイクタクシーの兄ちゃんが

案内するよと言ってくれる。

私が調べてあったホテルの名前を告げてそこに連れて行ってもらったが、つぶれていたようで玄関の鍵が閉まっていた。

 

そしてそのバイタクの兄ちゃんオススメのホテルに行くと、

値段も5000円ほどだというのでチェックイン。

インターネットも使い放題、プールもある、ホテルスタッフも皆、フレンドリーで気持ちが良い。

またホテル内のレストランに中華のメニューがあり、結構美味しかった(嬉)

 

【ロイヤルマーブルホテル 5000円/素泊まり/インターネット、お湯シャワー、TV、エアコン】

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ベナンシティの街中







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街中の歴史ある?商店街






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ホテルのプールでは沢山の黒人の方が楽しまれていた






子供インタビューだが、ナイジェリアの街中は、ポリス、軍隊、宗教の関係もあり、

易々とその辺の子供に声をかけてビデオを回すといった行動がしにくい。

間寛平さんもアースマラソンの時、中央/西アフリカ地域では彼のギャグの腰を振ることも出来なかったそう。

 

ホテルスタッフに子供インタビューの主旨を話し協力をお願いするが

時間が遅かったこともあり、無理ということだった。

うーん、残念。。

 

明日はベナンへの国境超え、実質の首都コトヌーを目指す。