2011年4月13日(水)
モーリタニアの首都ヌアクショットを出発し町の中心でガソリンを入れヌアディブへ向かいます。
バイクを停める度、物乞いの子供が寄ってくる。
町を走る車は高級車も多く、人の暮らしは悪くない気がするが実は貧富の差がとても大きい。
またこのヌアクショットは人口はすごい勢いで増えているそうだが、砂丘の拡大に悩みを持つ町になっているという。本当に砂だらけの町だ。
町を抜け、ヌアディブに向かう幹線道に入るといきなり走りやすいハイウェイ!
ものすごく気持ちがいい♪
ヌアディブまで460キロほどだがこの調子だと4~5時間で着きそう☆
人口の少なさに起因してか、人の飛び出しや遅い車にひっかかることなどもない。
唯一、注意しなければならないのはラクダの横断。ラクダと衝突したらどんなだろう?とわけのわからないことも考えてみるが、実際に、はねられたものがたまに横たわっている。
最も想定外で時間がとられるのがポリスストップ。距離30キロ~50キロ毎くらいにありその都度パスポートのコピーの要求する。パスポートのコピーの用意などしていないのでその旨を告げると半分以上の場所で控えを取るためパスポートを5分ほど預ける。結局、ヌアディブまで10回ほどそれがあった。
もちろん彼らのお蔭で犯罪者が入国、また活動を未然に防いでいるわけなので気持ちよく協力することにする。そして警官全員、気持ちよい対応をしてくれる人ばかりで良かった。
一度、超イケメンの警官がターバンを巻いていたので写真を撮っていいか尋ねて許可を得て撮影しその検問を去るとなんと次の検問で、
「前の検問で撮影したものを削除してくれ」言う。
律儀だね(笑)
ヌアディブまでは砂丘を駆け下りてくる強風の道のりだった。
そして、怖いほど人がいない道が長く続く。
460キロの走行後、ヌアディブに到着。
驚くのは寒いこと!午後一なのに20度ほどまで下がっている。
そしてここは半島を二分して片方はモロッコ(西サハラ)の領域だ。
西サハラ側がどうなっているかが気になるところ。
予約はしていないが目当てのホテルに到着し空きがあったのでチェックイン。
セネガル以降の特徴として比較的価格が手頃できれいな作りでセンスも良い。
連泊してもいいと思うホテルが増えて来た。(笑)
【HOTEL SAHEL 27500UG(8200円)朝食付き フル完備(バスタブはなし)】
子供インタビューをここで挑戦したいと思いホテルスタッフに相談するが、
このあたりは子供がいないと言って断られた。人口が少ないことがここでも影響した。
ホテルの近くに中華レストランがある!
このヌアディブは西アフリカの最果ての地というイメージをバイクで走って来て思ったが、
本当にどこにでも中国人が居ることに驚く。
アフリカを旅しての私の実感する脅威として中国とイスラムの台頭が挙げられる。
その中華レストランに行き子供インタビューの依頼を兼ねて食事をしにいく。
英語が出来ないようなので子供関係は難しそうだったが食事は美味しく、やはりたまには箸で食べる食事をとるとほっとする。
~画像集~
全ての家、お店の軒先は砂で覆われています
町を離れてすぐの幹線道はとってもきれい!
幾度もある検問。
砂漠のど真ん中に、ポツンとあります。
砂嵐の中で警官達は仕事をしています。
点在する村の住居
何かいる?
ラクダです^^!
気温は23度。これくらいなら調度いいです。
一軒、一軒が離れて生活しています。
これも今までのアフリカと違うところ。
大西洋沿岸の空の砂漠の中をひた走ります!
砂丘群
この先が国立公園
強風で傾いた家
ヌアディブ半島に入り込む入り江の始まり
ヌアディブの中心地
小さく静かな町です
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。