2011年6月3日(金)

さあ、今日も忙しい〜!

今日はホテルを変わる日なので、出発前に荷物をまとめてフロントに預けて置く。
早朝7:00に出発!早く出発するのは、病院で診断書を書いてもらうためだ。
通訳のお手伝いをしてくれているエルジンさんが病院をあちこち探してくれて、やっと一軒とりあえず来て下さいと行ってくれた国立病院にいくことになっていた。

早朝の旧市街地はさすがに空いていて走り易い。これがあと一時間遅くなると一気に大渋滞になってしまう。凹凸の大きい石畳がイスタンブールの特徴。

7:30ごろ病院に到着し、受付に行き担当部署を教えてもらう。そこに移動し、窓口の係の方に話すと相手にしてくれない。そしてかなり仏頂面の方だ。

1税関が出してくれたメモ。
「病院から『サプリメントの必要性がある人』との診断書を書けば荷物を引き渡す」と書いてあるよう。

オフィシャルなドキュメントの雰囲気が全くないため、医者も取り合ってくれない。

ただ、電話でエルジンさんが必死の頼みこみをしてくれた事が功を奏し、少々嫌々ながら?その係の人が私を別のドクターがいるところへ連れて行ってくれた。丁重に何度も御礼を言うと、仏頂面が笑顔に変わりトルコ人特有の胸に手をあて「どういたしまして」の仕草をしてくれた。
そこで待つ事1時間・・。
来てくれた先生が話しを聞いてくれたが、自分は出来ないと言う。その後、いくつか「たらい回し」にされ、結局、行き着いた場所は最初の窓口。
もう途方に暮れてそこで座り込んでいたところ、最初の仏頂面の係官が私を見つけて自ら寄って来てくれ「どうなった?」と聞いてくれここまでの事情を知ってもらうと、
「よし、まかせろ」
と言い出してくれた! その後、さらに数ステップの部署を回った後、いよいよ病院の最高責任者らしき方のところまで辿り着いたが、その大先生の答えは
「健康体の人にビタミン剤、サプリメントの必要性などの診断書など書けない」
となったが、必死のお願いに折れてくださり、診断書は書けないけどメモ書きだけしてくれた。

2内容は「免疫力を高める予防の観点からサプリメントを使うことは認められる」的な内容を書いて頂けた。










これを持って、郵便局の税関に行き、
「あなたのお陰でこんな素晴らしい診断書がもらえました!」と満面の笑みで、担当の係官に渡すと一瞬、迷っていたがOK!ということになり荷物を受け取ることが出来た!!
超、嬉しい瞬間だった。
私にとってはすごいドラマだった。一緒に電話で戦ってくれた通訳のエルジンさんのお陰だ。
そして、病院でも税関でもいろんな人にお世話になった。
荷物を受け取る際、税金が必要だったがカードも使えず200トルコリラの手持ちがなく窓口で困っていると別の荷物を受け取りにきていたイケメン兄ちゃんが、
「すぐ近くの銀行で、両替できますよ。僕が案内しますよ」と言いわざわざ連れて行ってくれた。ほんとに親切な人ばかり!

【教訓】
一生懸命やっても最後に八方塞がりになるときがある。
でもその時こそ手を差し伸べてくれるシーンに出くわすことがこの旅では多い。

その後、ウズベキスタン大使館へ行くと、待ち時間5分でビザを発給してくれた。申請後一週間でした。
4近くの海岸線沿いのオープンレストランでランチ。
ドネルケバブが好きになってしまったので注文。

ビーフ&チキンwithライス。+フレッシュジュース+ペプシ+フランスパン食べ放題で20トルコリラ(1000円)


その後、ラストのビザ、カザフスタン大使館へ向かう!午後一に到着するも15:30からとのことで近くのカフェで時間調整。コーヒーと、デカイアイスクリームで7TL=350円 これは手頃だった。
ここのカフェで、アイスクリームを注文したら、トイレに案内された。

「どんな、耳しとんじゃい!」(笑) 

と一瞬思ったが 自分の英語力の低さに改めて気付く。

3カザフ大使館到着。
まだ入れないので外で待つ。

高級住宅街でフェラーリ、ポルシェが走り回っている。


15:00過ぎに大使館内に入って、ビザを受け取ったのはなんと18:00すぎ!
何でそんなに時間がかかっているのかは全く不明だった。
何を作ってんのかな〜。想像がめっちゃふくらむ。
聞いてもサインをするのに時間がかかっているとしか言わない。
ちなみにこのサインだそうです。
7うちの息子でも書けそうなんですけど(笑)




お陰様で、イスタンブールで取得必要だった3つのビザが取れました!
6ウズベキスタンビザです。





5イランビザです。





かなりホッとしております☆☆
スペイン滞在の時から多くの方のご協力を得てやっと受け取ったものなのでかなり、感無量・・。