昨日、キュタヒヤのホテルでもらったガイドマップを見ると目を引く遺跡があるが町から離れていたので今日、パムカッレに向かう途中で寄ることにした。
ナビにその遺跡のある地点を経由地として入力するも探索が出来ない。まあ、でも出発!
トルコの田舎道とはこのことだな、と思うほどのどかな風景でキュタヒヤの南東57キロの地点まで走るとAizanoiの遺跡群がある。
最初に立ち寄った遺跡の前にバイクを停めると子供が集まって来る。今日は学校は何かの記念日でお休みだとのこと。
一生懸命、学校で勉強した英語で話そうとしてくれる。
シアタースタジアム
中は崩れてしまっている。
ここまでも子供達が追いかけてきて話したり記念撮影したり。
別の遺跡まで行くんだ、と言うとまたそこまで自分たちも行くと言い、子供達が走り出す。
通訳がいれば、この子達へも子供インタビューをしたかったのになあ。
ゼウス神殿。
(左端に私が立っています。)
この周囲は驚くほど静かな、農村。
でも太古の昔、ここに何万という人が集まり住んでいたんだろう。
かなり暑くなってきた外の気温と違い、ヒンヤリしていた地下室。
発掘作業が続いているようです。
子供達とも別れ、パムッカレを目指します。別れ際に一人の子供から「マネー」と言われました。
少々、ショックでしたがトルコでも地方によって、いや家庭によっては生活が豊かでない場合当然の態度かもしれないなと。自分を納得させてバイクを走らせます。
山を二つ、三つ越えて行きます。
途中、iPhoneも、GPSナビも突然作動しなくなり、画面真っ暗。
地図が使えないとお先真っ暗なんだけど。。
とりあえずしばらくは一本道だから迷ったら人に聞きながら行こう。
数分後、復活。ほっ。
奇岩が増えて来た。
カード不可にも関わらず、アメックスさんのご好意により見つけてくれたホテルがリーズナブルで施設もサービスも充実!
【Traverten hotel 25ユーロ:夕食&朝食込み】
一泊じゃもったいない。
このパムッカレの最大の見所は石灰岩による自然が作り出した不思議な造形と遺跡群。
紀元3世紀にはこんな大都市が山の中腹に存在していた。数十万人が住んでいたという。
石灰岩の山を登るとパムッカレの町を一望出来る。
まさにスターウォーズに出てきそうな世界。
幾段にも水が落ちる力が何世紀にも渡ったことで出来た不思議な造形。
多くの観光客は水着姿でバスかプールに浸かるように楽しんでいる。
体に良い温泉効果もあるとか。
すぐ脇には遺跡群が広大に広がる。
後世になり、遺跡を見つけた新しい住人が家屋を造るために遺跡から石をどんどん取っていってしまったので遺跡がその形をとどめなくなっていったとのこと。
今日、二つ目のスタジアムを見ることに!
これは大きく、保存状態も良い。
演者、観客、国王が座る席、全てが揃っていてこの場所が生きてくるのだと思うと全てが主役。
なんと、日本語が聞こえる。
滋賀県から旅行で来ていたお姉様方と記念撮影☆
入り口脇ではラクダが。
ちょっと乗りたかったな。
いや、珍しい。今日、二回目の日本人。
そしてこの方は一人旅のバックパッカーさんで東南アジアからこのトルコに来て、イスタンブールから自転車でヨーロッパを目指すとおっしゃっていました。
また会えるといいですね☆
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