2011年6月13 日(月)
走行距離:231キロ
天候:曇り時々晴れ

朝、チェックアウトの前に荷物をバイクに積み込んでいると同じホテルに泊まっていたらしいイタリア人ご夫婦ライダーとバッタリ☆

 1お互いの旅について談笑と記念撮影。
私と同じくこれからイランを通過した後、ウズベキスタンまで行ってから、ルーマニアを経てイタリアに戻るとのこと。

とっても仲の良さそうなご夫婦でした^^


4本日のルートは、いきなりダート!!
・・と思いましたが所々工事、という感じでした。
D885号線という国道に出てからの100キロ余りは快適です♪




2天気が良いとこのように美しい風景を見ながらのツーリングとなります。
途中、険しい山々を通過するシーンもありながら北上していきます。





3イスタンブールを離れ、キュタヒヤを過ぎた辺りからたまに目にするようになったテント暮らしの民族。

遊牧民の文化に近付いているからなのだろうか。



アメックスさん手配のホテルに到着【HORON HOTEL : 60EUR】

7近所で食事を取ったあとのコーヒーを頼む。
「チャイ?」と聞かれるが、
コーヒー好きの私はどうしても、食後はコーヒー。
アフリカもそうだったが、EUを離れたところからアメリカンタイプのコーヒーを「ネスカフェ」と呼ぶことが多い。
スティックタイプのインスタントで、砂糖もミルクも一緒になっているものが出てくることも。

5町の中心、アタトュルク広場付近のホテルから東へ坂を下りると、ロシアバザール。ロシアから来た品物が賑々しく並ぶ。





6坂を下りきった所には不思議なほど、小さなホテルが密集している。
旅行情報を調べてみると怪しい地域だとか。東京でいう吉原エリア。。
早々に退散(苦笑)










私がこのトラブゾンに来たかった一番の理由はこの海!!!
そう、黒海です☆

黒海は、いろんな海を通ってきた終着駅みたいな海なのです。

アフリカ〜ヨーロッパ大陸に面する大西洋から入り込む地中海。
そして、エーゲ海。そしてマルマラ海。イスタンブールの運河を経てこの黒海。
トルコに来たときから黒海には来たかった。
特に、子供インタビューでお世話してくださったYENER(イエネル)さんが語ってくれた黒海の美しい水の中で魚を探す楽しさを聞いてよりその気持ちは高まった。

8ホテルからまっすぐ向かえば10分くらい。ついに到着!






8-1正面がロシア。右がグルジア。
黒海は、普段天気が悪く黒く見えることが多かったからそう名がついたそう。





9他の海は数回見る事ができてもこの黒海はここを離れたらみることはないだろうな。

「ワイルドになった」と最近よくメッセージを戴きますがどの辺が?
相変わらず童顔ですが(笑)


10白バイならぬ黒バイに停止を命じ?(笑) 写真撮影をさせてもらった。


なんとこのバイク、私のと全く同じ(ベース)BMW F650GSです。
トルコの警察バイクは基本二人乗りで走っています。


浜辺をひと歩きしてホテルへ戻ろうとすると「路上体重計屋」がいる。
11私のような旅人には丁度良い。

72キロを指している。
洋服、持ちものの重さを抜けば、多分68キロで出発時と全く一緒だった!








12軽いハンデを抱えた子供の仕事だった。
小銭を一生懸命集めている。










13トルコではどこの町でも子供が働く姿を良く見る。
こちらは花を売る少年だった。

どんな夢を持っているのだろうか。








14気がつくと、スゴイ繁華街の入り口についていた。
トラブゾンの町は「静かな港町」と聞いていたがトンデモナイ!
めちゃめちゃ活気があり賑やか!




15一本違う道では、大通りで銀座の中央通りのよう。
(東京の例でゴメンナサイ)





16その入り口はマクドナルドとバーガーキングでした。






17給料日?どこのATMでも並んでいる人が多かった。

私も別のATMでドルを下ろした。
次の訪問国のイランではATMもなければ、クレジットカードが使えるところが少ないそうで、USドルの現金を持っていないと不便だそう。


珍しくホテルの部屋のTVをつけていたら映画「ロッキー5」がやっていた。
トルコ語に吹き替えされているので見てもわかんないだろう、と思って消そうとしたら・・「わかる」(笑)
ストーリーが単純なこともあるが、勇気、正義、家族愛、夢、努力、リベンジ、栄光、幸せ・・これらは万国共通であり、メチャメチャ感動して見入ってしまった!

そして、毎回感動の旅を続けさせてもらっているが人は人からの感動が一番心に残り、成長の糧にするとしたらそれしかない、と再確認。

このトラブゾンでは二泊です。
明日はバイクでゆっくり海沿いを走ろうと思います。