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2011年7月1日(金)

移動距離:260キロ

天候:快晴

最高気温:39.5℃

出発時間:9:00

到着時間:17:30


あっと言う間に謎の国、トルクメニスタン最終日となりました。

人口規模、第3位のマリから2位のトルクメナバートへ向かいます。



1今日も元気にいくぞー!!






2マリから東北へ25キロ走ると広大なメルブ遺跡都市に辿り着いた。






世界遺産のメルブは紀元前3世紀に発見され、ペルシャと中央アジアの中間のオアシス都市として栄え15世紀まで様々な国が攻めては主が変わり続けた場所。

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11世紀のセルジューク朝の皇帝の霊廟で現在の建物は復刻されたもの。
 


4どうせなら、この状態のものを見たかったな。







5-15バイクを霊廟の脇に置く。

世界遺産の観光地でもトルクメニスタンは人が少ない。





この場所で子供インタビューが出来ました!

4-1この世界遺産建造物の中を掃除していた女の子でした。

是非、映像のアップをお待ち下さい。お楽しみに!





67この遺跡エリア内にあるモスク。

金曜ということもあり多くの人が来ています。





8壁を一周しながらを角を触れ、その手を顔にあてます。






9挨拶してくれた若い女性たち。

トルクメニスタン女性の典型的な衣服が可愛い。

かなり髪を長くしている方が多いです。




10バイクの周りに子供が集まってきた。

英語が話せる子が結構のには正直びっくり。

ここで子供インタビュー二人目(男の子編)に成功☆




11この子がかぶっているのはテルペックという民族帽。





皆、バイクが好きだと。バイクはほぼ皆無のトルクメニスタンなんだけどね。

夢について全員に尋ねると、このインタビューに答えた男の子以外は、

大学へ行く事、良い大学へ行く事、

・・との声が続いた。


1213郊外へ出るとやはり年式の古い車両が多い。






1415遺跡のひとつである貯水地。

砂漠地帯の水の確保のために様々な工夫がなされた。




「warter is life〜」ナミビアで出会った宿のスタッフが鼻歌まじりに唄っていた言葉を思い出す。


16大キズ・カラ遺跡へ向かう。






16-1城の入り口にバイクを停める。
或る日の皇帝の馬のように☆




17ガイドさんが日本人旅行客からもらったというコピー記事を持っていました。                                   
昔はこんなんだったんだね〜。

 


18何にもない土地にそびえ立っている。

聞こえるのは風の音だけ。




20そろそろトルクメナバートへ向かおう!





21硬い砂漠地帯を走ります。






22ガイドさんの車がスピード違反を理由に停められる。

水を要求され、渡して終了だったと(笑) 

砂漠の中で警備に配置されている警官も確かに辛いでしょう。




ホテルに到着すると、今朝チェックアウトしたホテルとほとんど同じ作り。

働いている人の雰囲気も同じ。
皆、おとなしい。
正直言って、歓迎されている感は残念ながら、ない。 

宿がキレイなのはいいんだけど、不思議な違和感は残るんだよね・・。


停電が頻繁に起こっていて、一度はエレベーターに乗ろうと開きかけたドアが途中で停まった。

あと、一分早く乗っていたら・・(怖)


階段を使うと意味なくコケそうになったり、ステップに足がひっかかる。

よく見ると、階段の段差が等間隔でなく、一段の差が低かったり高かったり。

これ、アフリカの建物で多かった(苦笑)




ミステリアスなトルクメニスタンの旅はそろそろ終わります。


子供に出会い、インタビューが出来たことは、特にこのトルクメニスタンでは本当に良かった。


映像を見て頂く前の報告は特例になりますが、

インタビューに答えてくれた男の子の夢は


「日本に行きたい」


と言ったのです。
 

言い換えれば、国を出たいと。


とっても素直で、隠されていなくて、作られていない純粋な言葉に出会えた感じがしました。


社会主義から独立して20年の今、独裁主義政府を貫くトルクメニスタン。


豊富な世界遺産、
古く輝かしいシルクロードの歴史、
胸を張って語り継げる伝統、
地震により10万の死者を出しながらも美しく復興した街。


トルクメニスタンは実は魅力ががいっぱい!


このトルクメニスタンという国の未来がこの先どのようになっていくのかについてかなり興味深いです。


いつの日か、自由主義、民主主義になる日がくるのだろうか。


人々の目の奥に、強い輝きがあり、どんな意見も大人であっても無邪気に声高に誰に対しても語る日が。

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