2011年7月9日(土)


滞在日の午前中は、事務作業で結構忙しいです。

洗濯、事務作業、そして、筋力トレーニングも最近始めました。

バイクに乗っているだけだど、体力落ちますからね。

ただ、日本から持って来てたトレーニング用のゴムはアフリカのどっかの国で、泣く泣く捨てて(宿に置いて誰かに使ってもらえるように)来てしまいました。

出来る限り、荷物を減らさねばならないシーンが度々あり、必要最小限のものにするため旅に出て使用頻度の極少のものを、機会あるごとに放棄していったのですが、

その中にそのゴムも入っていました。

今になれば、あーそんなものくらい積みっぱなしでよかったのに・・と思うんですが。

大げさに聞こえるかもしれませんが、その時は僅かな重さの違いが生死に関わる・・と思ってどんどん少なくしていったのです。


でも、どんなことがあっても出発時に皆からもらったお守りのひとかたまりは大切にバッグに入れてあります。

何度、命が救われたことか・・。いつも感謝しています。

午前中は諸々の事務作業を終え、午後から友達として観光に連れてってくれるジャニさんと落ち合い

まず行く先は郵便局。

1EMSで日本に、たまった書類、撮影データのSDカード、等を送ります。


二週間ほどで届く予定で2700円。
 



2ジャニさんの住むビシュケク市内の団地。

相場では、ワンルームのマイホームを購入するのに200万円。

平均月給、200ドル程度というから、日本の価値に換算すると3000万円~4000万円?!

「一般の方は高くて買えないんですよ」と嘆くジャニさんの言葉に納得。


40キロほど走り、国立公園に向かう。

3

途中のカシュカス村という所にジャニさんの実家があるので寄らせて頂く。





3-1おおー、キルギス人のご家庭です!






4広目の土地で、敷地内には家畜舎があり、3頭の牛を飼っていました。

毎日絞られる牛乳は日銭となり、生活のための日用品を購入する源泉になる。




一頭、800ドルで購入すれば、毎年子牛を産み、生産的サイクルが稼働するという。

20年間ほどの寿命だそうです。


子牛を出産しなくなり、お乳も出なくなった頃が最後の時だそうで最後は食べるんだそうです・・。

うーん、どんな想いなのかな。


5ご一家総出でお出迎え!!!


「お茶でも・・」とお誘いを受けたので上がらせて頂くとなんとごちそう三昧。



キルギスの食慣習は、もっとも大切な食べ物のナンから手をつけること、とご指導いただきました。


7それから、ここのお家は木いちごの栽培も生計の一つであり、それを口に入れると・・





うわっ!何これ!!wwうっっまーーーーーーーーーーーーーー!!!!wwwww



信じられないほど甘く、美味しいのです。沢山戴いちゃいました☆☆☆☆☆


1キロ、90ソム(160円)で業者に売るとのこと。

昔は、バザールまで大変な思いをして運んでいたけど、今はカザフスタンへ売りに行く業者がトラックで買い付けにきてくれて楽になったと教えてくれた。


8ジャニさんのお母さんがいろいろ話してくれた。






食事を終え、国立公園へ。


99-1しかし、このキルギスは日本車がまた輪をかけて多い。特にホンダの車が他国と比べて増えた。
 



ダイレクトに日本から中古車を持って来ているとのこと。

ルートは、日本から中国へ船で運び、その後、陸路/鉄道でキルギス入りする。



10アワルーチャ国立公園到着


ビシュケク市内から多くの方がピクニックや、乗馬、トレッキングなどのアウトドアを楽しみにくる場所です。

日本からの観光客を連れて来ることはないそう。


冬はスキーで賑わう場所です。

11写真では判りにくくなってしまったのですが奥の方の山々は4000mを越えていてキレイに雪が積もっています。





12-112子供インタビュー一人目。

野外テントの前で料理をしている社会人グループに混じっていた子供に年齢を聞くと10歳くらい。




今までにない「夢」に、私もジャニさんも大ウケ!

映像のアップをお楽しみに!!


13

どんな料理を作っているんだろうと鍋を覗くと、羊の肉を煮込んでいた。

キリギス人の方は、鶏肉、牛肉よりも圧倒的に羊を食べる量が多いそうです。

また、「オオカミの次に動物の肉を食べるのが多いのはキリギス人」と言われているそうです。


街の市場で生きている羊を飼って来て($100くらい)このキャンプ場で「シメる」そうです。

ちなみにシメる前にお祈りを唱えるのだと。
そして解体ですってww


14すると、このグループの方達が私達を招待したいと言って、テント内で羊肉を使った料理を用意してくれた。