*ここ中国ではインターネットの規制のため、画像のアップが出来ません。
中国出国以降(8月上旬予定)にアップ出来る場所に着き次第追って掲載したいと思います。
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2011年7月20日(水)
走行距離:400キロ
出発時間:9:30
到着時間:16:30
天候:晴れ
最高気温:48.5℃
昨夜のスッポンのせいか、600キロの移動の翌朝も疲れもなく体調、絶好調でトルファンを目指します!
しかしなんとかく宋社長は元気がない。
聞くとなんと宋社長まで下痢に・・。
ジェレンタ君含め、お二人はちょっと辛そう。
「塔中で食べた牛肉面がだめだったのかな・・」
私のほうは数日前に果物の食べ過ぎで翌朝一回だけお中の調子を崩したがすぐに薬を飲んで復活していました。
ジェレンタ君は前日に私があげたその薬(私の両親からもらった「御岳百草丸」)がとても効いたらしく、
「かなり楽になりました。やっぱり日本のモノは本物ネ。製品は全てホンモノ。そして人もホンモノ。」
しみじみと言い、
「私は日本に行きたいデスヨ」と付け加える。
今日は朝の出発時で気温、33℃!
ジェ「もっと暑くナルヨ」
走り出すと彼の言う通り、どんどん気温が上がる。
正確なバイクの気温計が38℃を指す。
そして、40℃
42℃
43℃!
おお!私の旅の最高気温を更新した!
(今までは、アフリカガーナ~ブルキナファソ~マリ~セネガル間の42℃だった。)
44℃!!
そして、45℃!!!
体中、ドライヤーの熱風を間近で浴びているような状態@@
そして、ヘルメットのシールドを開けようものなら顔が暑さ、いや熱さでやられる。
シールドをしっかり閉めて、風を浴びないように、バイクのカウリングに体を伏せる。
風を受けて気持ちいいのは、37℃くらいまで。
体温を大きく上回る温度になると受ける風は何かから攻撃を受けているよう。
そんな理由から、ライディングジャケットもメッシュの夏用ジャケットではなく、冬用のジャケットのほうが逆に良いのかもと思う。
体温36℃くらいを保持したほうが涼しく感じるかな、とも。
そこで食事休憩のため停車。
山「すごいね!45℃だってさ!」
ジェ「もっと暑くナルヨ。トルファンは50℃近いヨ」
山「ご、ごじゅうど~??!!」
ジェ「無料のサウナだヨ。へへ。」
「へー」と答えつつも心の中でそれはないな、と思っていた。
たぶん、今の45℃がピークだろうと。
途中から、バイクのハンドルがとられそうになるほど急に風が強くなって来た。
トルファンの手前、100キロ辺りだろうか。
そこにこつ然と現れたのは風力発電エリア。
完成当時は世界一だったというくらい、長距離、超広範囲に渡って巨大な受風器が無数にそびえたっている。
一体、何万本立っているんだ?
・・最後の端っこの一本を見た時、何故か感動した。(笑)
この規模のそれは、まさに大国中国だからなせる業かも。
原子力問題で発電方法に揺れている日本ではこんな敷地を確保することは難しいだろうな。
トルファンまであと少し!
超強風、進行方向の左、真横から受け、バイクは左に傾いたまま直進します。
益々暑くなる!
バイクの気温計は、
46℃!
47℃!!
もう、たまらないほどの暑さになってくる。
バイクのドリンクホルダーにかけてある水のペットボトルのふたを外し、
走ったまま、水浴びをしようと、のど元からライディングジャケットの中に水を入れる。
「ぐわっ!! アッチーーーーーー!!!!!」
ドリンクホルダーにかけてあったわけですから、ペットボトルの水も当然、気温そのまま。
確かに、47℃の風呂に入ったら熱くて飛び上がるよな。
もう、ここまでくるとバイクと自分の体がどんな変化があり、どこまで耐えられるか試してみたいと思う。(←やっぱマゾ?)
また心の中では、「鈴鹿8耐」の辛さより全然マシだな、とも思いつつ。
そして、ついに・・
48.5℃!!!!
ここで走行終了。ホテルに到着です。
バイクを降り、ライディングジャケット、グローブ、ヘルメットを脱ぐともっと暑い!!!
ヘルメットを触ると頭部表面がチンチン!!!!
頭が焼けるようなカンジがしていたのはこれか!と納得。
ホテルの人の指導でバイクをもう少し別の場所へ停めてくれというので、
再度、またがり、ハンドルに触れると、あっつうーーーー!!!!!
素手で、ブレーキレバー、クラッチレバーを触ったもんだからもうやけどしそうに!!!
ガイドのジェレンタ君も、不用意に私のバイクのパニアケースに触って
「ウオッ!!!!」と叫んでいる。
そう、路面温度と同じくバイクの表面は70~80℃ほどになっているので、もう目玉焼きも作れそうなほど。
ということでこのトルファンは中国一、暑い街。
しかし、残念だった。
自分でいうのもなんだが、暑さに強い私としては50℃の世界を体感してみたかった。(笑)
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