2011年7月23日(土)
本来ならば、今日はハミを出発して敦煌へ行く予定でした。
しかし、まさに一生の不覚。
昨日食べた食事が大当たり(笑)して夜中、意識が朦朧となる中、下痢と高熱にうなされ、手持ちの薬を飲むと一瞬落ち着くもすぐに悪化。
朝6時にはもう寝てられなくて、ジェレンタ君を起こしガイド車に積んであった自分の体温計をとりにいってもらう。
計ると、
おお!39.3℃!!!!
この体温は久しぶり!
なんか嬉しい気持ちもあったりして(←ヘン?)
でもガイドの二名を伴っている旅程があるので本来は出発せねばならない。
とにかく、なんとかするために病院へ行って点滴を打ってもらいたいとお願いする。
ハミの街で一番大きい病院に救急課もあったので7時前に診察を受けてすぐに点滴開始。
そうそう、点滴の前に、二本、注射をしますと言うので腕を捲り上げると、
「お尻です」
と看護婦さんとジェレンタ君。
尻に注射か〜。
これもなんか子供の時以来だなと変な感動をする。
本当の食中毒かどうか確認するために便を摂りたいというが全く出ない。
もう、お腹、空っぽだし。
約、2時間近くに亘り二種類の点滴を入れる。
病院のベッドに横たわり、点滴の落ちる部分と天井を見ていると鈴鹿8耐を思い出した。
走行する毎にこんなことしてたな・・。
薬を出してもらい、一時ホテルに戻る。
一瞬、楽になった気がするも体調、全然だめ。
結局、今日の出発は諦めて旅程の組み直しを宋社長とジェレンタ君でしてくれることになった。
ずっとホテルで寝込み、途中体温を計ると36.5℃。
おお!平熱に戻った!
ただ、頭痛と体全体の倦怠感、間接の節々の痛みは続いている。
また寝る。
午後、体温を計ると、37.5℃。
また上がっている。
寝込む。
夕方、計ると、38.9℃。
くー、つ、辛い。
汗、ぐっしょり・・。
再度、病院に行きドクターを話すが、
「汗が一杯出てて、嘔吐、下痢がないなら再度の点滴の必要はありません」
となり、またホテルにもどる。
宋社長、ジェレンタ君が買って来てくれた軽い夕食をとって薬を飲む。
もし、明朝もこんな状態なら、トラックにバイクを積んで敦煌に向かう可能性も・・。
さて、明日の朝、体調が良くなっていますように。
しかし、この旅の出発以来、まったく病気無しでここまで来た私のタフな体があっさり高熱に犯されるとは。
さすが、中国!変に関心したりして。(笑)
今日は辛いのでこの辺で。
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