2011年7月25日(月)
走行距離:410キロ
出発時間:8:00
到着時間:20:00
天候:晴れ
最高気温:38℃
今日は、昨日出来なかった敦煌観光を終えてから嘉峪閣へ向かいます。
向かうは莫高窟。
ここは世界遺産に指定された巨大な千仏洞が存在します。
敦煌の街から砂漠地帯を20分ほど走ると到着です。
そう、ここはゴビ砂漠のど真ん中にある街だったのです。
千仏洞は数日前のトルファンで見た感動の由来があるネーミングだったのでここの千仏洞も結構楽しみでした。
ここは 4世紀頃から1000年間かけて作られていったそう。
岩山をくり抜いた洞の中に、仏教に関する壁画や礼拝所があるのはトルファンのベゼクリク千仏洞と同じだが、それとは別に世界で二位の大きさの大仏を含めたものが3体あった。
それを見た時はもう、感動の嵐!
山をくり抜いて洞窟を作りその中に大仏があるって・・。
もちろん、大仏そのものも、岩山の一部で作られている。
何かを組み立てたり、下から上に積んでいったものでなく、いわば岩の無垢からの削り出し。
27mの高さは、見る者を圧倒するが、その表情はとても優しい。
一番、驚いたのは製作開始から、完成まで30年の月日で作ったのだと。
作り出した工人が20歳だったら完成した時は50歳になっていたということだ。
完成した日のことを想像したら涙ぐんでしまった。
一つのことを辞めずにずっとやるのって地味だけど、本当は一番輝きがあることだと思う。
全部で500〜600あるとされる石窟の中、見学出来たのは10カ所程度。
月曜にも関わらず沢山の観光客で賑わい、今回、私含めて日本人4名の日本語ガイドツアーのグループに入った。
お一人で参加されていた男性と、夫婦か、失楽園(笑)か不明な30〜50代のカップル。
ここまで来るともう日本人同士会っても全く珍しがらない場所になったんだなと感じた。
約一時間半の観光は終了。
さて、先を急がねばなりません。
朝、体調はまだやや微妙だったが、だんだん良くなってきたので安心してライディングが出来そうです☆
モンゴルに繋がるゴビ砂漠が広がって来ている。
私が莫高窟で観光中、中国人のBMWライダーが居て、本来、中国では禁止になっている高速道路にバイクで乗ってチベットまで行くと宋社長に話していたとのこと。
そのライダーからの情報を参考に高速道路の料金所まで行くが、係官が私の入場を強く制止する。結局、長い下道をずっと行く事になります。また、この道の状態はハミから敦煌までと同様、悪い、悪い!
また、全身、土埃で真っ白!に。
途中、ランチとメロン休憩をした以外はずっと、悪路との戦い!
延々ダート、
路面陥没、
崖崩れ、
ひどい轍、
通行止め、
標識無しの別れ道、
迷う。
その度、人に聞く。
「上」の道がうらやまし〜!!
そして今日のコースでは暑さで溶け出しているコールタールが道を光らせている。
滑って怖い。
そして大量の砂。
一度、フロントスライド、あわや転倒。
結構なスピードが出ていたので危なかった。
病院でもらった薬が若干強かったせいか昨夜はあまり眠ることが出来なかったので、睡魔がたまに襲って来ていたが完全に眠気が吹き飛んだ!
「こんなところで転倒してたまるか!!!うりゃーーーーーーー!!!」(笑)
気合いを入れ直す。
あと100キロほどで街というところまでやっときた。
右側には、頂きに雪を美しく冠らせた山脈が見える。
走行中のバイクの温度計をみると38℃。
間違いなく4000m級以上の山だ。
後になってガイドチームに山の名前を尋ねるも、
「えーーーーーっと。。」
・・知らないって。(笑)
そう考えると日本の富士山を不思議かつ、愛おしく思う。
3000m台の山が日本一で、健康であれば子供から老人まで登れる。
そして誰からも愛され、もちろん誰でも知っている山である。
だけど、この中国ではこの4000mくらいの山は五万とある。
さらに街に近付く。
そして!
あ、あれは、なんだか見た事があるぞ!!!!!!!!
ば、万里の長城だ!!!!
その完全に終わりの部分、(「完城」というらしい)それはまるで竜のしっぽが先細りになって行き、それがどーんと平地に横たわっているよう。
そこを我々が行く幹線道が踏むような状態で位置されている。
そう、この嘉峪閣は万里の長城のゴールの街だったのです!
ガイドチームから何も聞かされていなかったので余計、感動した。
ここにも停車せず明日見ることにします。
やっと街に到着。
もう今日はさすがに3人ともヘトヘト・・。
これ、一人旅だったら、最高にやっかいな状態になっていたなと思うと、
うきうきする。(笑)
・・違うね。大変だと思う。
朝の観光の影響でまたまた、ホテルへの到着が20:00くらいになってしまった。
急いでシャワー、目に入った土埃を良く洗って点眼液。でも目が真っ赤のまま。
そして出来るだけ簡単に食事を希望し、近くの牛肉面(一番、日本のラーメンに近いもの)を食べに行く。
3人で一気に平らげ、ホテルに戻って私は事務作業。
そして、あっという間に深夜。
ひゃー、今日は結構、ふらふらで楽しいです!(いつもプラス思考(笑))
さて、明日はついに万里の長城を登るぞっ!!!!
走行距離:410キロ
出発時間:8:00
到着時間:20:00
天候:晴れ
最高気温:38℃
今日は、昨日出来なかった敦煌観光を終えてから嘉峪閣へ向かいます。
向かうは莫高窟。
ここは世界遺産に指定された巨大な千仏洞が存在します。
敦煌の街から砂漠地帯を20分ほど走ると到着です。
そう、ここはゴビ砂漠のど真ん中にある街だったのです。
千仏洞は数日前のトルファンで見た感動の由来があるネーミングだったのでここの千仏洞も結構楽しみでした。
ここは 4世紀頃から1000年間かけて作られていったそう。
岩山をくり抜いた洞の中に、仏教に関する壁画や礼拝所があるのはトルファンのベゼクリク千仏洞と同じだが、それとは別に世界で二位の大きさの大仏を含めたものが3体あった。
それを見た時はもう、感動の嵐!
山をくり抜いて洞窟を作りその中に大仏があるって・・。
もちろん、大仏そのものも、岩山の一部で作られている。
何かを組み立てたり、下から上に積んでいったものでなく、いわば岩の無垢からの削り出し。
27mの高さは、見る者を圧倒するが、その表情はとても優しい。
一番、驚いたのは製作開始から、完成まで30年の月日で作ったのだと。
作り出した工人が20歳だったら完成した時は50歳になっていたということだ。
完成した日のことを想像したら涙ぐんでしまった。
一つのことを辞めずにずっとやるのって地味だけど、本当は一番輝きがあることだと思う。
全部で500〜600あるとされる石窟の中、見学出来たのは10カ所程度。
月曜にも関わらず沢山の観光客で賑わい、今回、私含めて日本人4名の日本語ガイドツアーのグループに入った。
お一人で参加されていた男性と、夫婦か、失楽園(笑)か不明な30〜50代のカップル。
ここまで来るともう日本人同士会っても全く珍しがらない場所になったんだなと感じた。
約一時間半の観光は終了。
さて、先を急がねばなりません。
朝、体調はまだやや微妙だったが、だんだん良くなってきたので安心してライディングが出来そうです☆
モンゴルに繋がるゴビ砂漠が広がって来ている。
私が莫高窟で観光中、中国人のBMWライダーが居て、本来、中国では禁止になっている高速道路にバイクで乗ってチベットまで行くと宋社長に話していたとのこと。
そのライダーからの情報を参考に高速道路の料金所まで行くが、係官が私の入場を強く制止する。結局、長い下道をずっと行く事になります。また、この道の状態はハミから敦煌までと同様、悪い、悪い!
また、全身、土埃で真っ白!に。
途中、ランチとメロン休憩をした以外はずっと、悪路との戦い!
延々ダート、
路面陥没、
崖崩れ、
ひどい轍、
通行止め、
標識無しの別れ道、
迷う。
その度、人に聞く。
「上」の道がうらやまし〜!!
そして今日のコースでは暑さで溶け出しているコールタールが道を光らせている。
滑って怖い。
そして大量の砂。
一度、フロントスライド、あわや転倒。
結構なスピードが出ていたので危なかった。
病院でもらった薬が若干強かったせいか昨夜はあまり眠ることが出来なかったので、睡魔がたまに襲って来ていたが完全に眠気が吹き飛んだ!
「こんなところで転倒してたまるか!!!うりゃーーーーーーー!!!」(笑)
気合いを入れ直す。
あと100キロほどで街というところまでやっときた。
右側には、頂きに雪を美しく冠らせた山脈が見える。
走行中のバイクの温度計をみると38℃。
間違いなく4000m級以上の山だ。
後になってガイドチームに山の名前を尋ねるも、
「えーーーーーっと。。」
・・知らないって。(笑)
そう考えると日本の富士山を不思議かつ、愛おしく思う。
3000m台の山が日本一で、健康であれば子供から老人まで登れる。
そして誰からも愛され、もちろん誰でも知っている山である。
だけど、この中国ではこの4000mくらいの山は五万とある。
さらに街に近付く。
そして!
あ、あれは、なんだか見た事があるぞ!!!!!!!!
ば、万里の長城だ!!!!
その完全に終わりの部分、(「完城」というらしい)それはまるで竜のしっぽが先細りになって行き、それがどーんと平地に横たわっているよう。
そこを我々が行く幹線道が踏むような状態で位置されている。
そう、この嘉峪閣は万里の長城のゴールの街だったのです!
ガイドチームから何も聞かされていなかったので余計、感動した。
ここにも停車せず明日見ることにします。
やっと街に到着。
もう今日はさすがに3人ともヘトヘト・・。
これ、一人旅だったら、最高にやっかいな状態になっていたなと思うと、
うきうきする。(笑)
・・違うね。大変だと思う。
朝の観光の影響でまたまた、ホテルへの到着が20:00くらいになってしまった。
急いでシャワー、目に入った土埃を良く洗って点眼液。でも目が真っ赤のまま。
そして出来るだけ簡単に食事を希望し、近くの牛肉面(一番、日本のラーメンに近いもの)を食べに行く。
3人で一気に平らげ、ホテルに戻って私は事務作業。
そして、あっという間に深夜。
ひゃー、今日は結構、ふらふらで楽しいです!(いつもプラス思考(笑))
さて、明日はついに万里の長城を登るぞっ!!!!
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。