2011年8月7日(日)
走行距離:345キロ
出発時間:9:00
到着時間:14:45
天候:曇り時々雨
気温:19℃

足を考慮して、二泊滞在したウランバートルですが一歩も外出出来なかったのがちょっと残念でした。

ホンモノの日本食が食べられるホテルだったので、全て、ルームサービスでそれらを堪能!
でも、またこれでしばらくお別れだ・・。

20分遅れで開いた朝食会場のレストランは日本人95%。
私にとっては異様な光景。
でもこのホテルでは当たり前なんでしょう。

出発のため、バイクに荷物を積んでいると日本人旅行者グループのお一人が声をかけてくれて記念写真。

aご一行様は、モンゴル草原を自転車で走るツアーだとか。
なんとも健康的かつゆとりの旅デスなー。


今日はロシア手前の町、スフバートルへ向かいさらに北上します。

まずはモンゴル最初で、最後のガソリンを給油を行うも高ーい!
1リッター、1590Tg=105円。
この旅、一二の安値だったトルクメニスタンから離れるに連れてどんどん高騰しています。

DSC00358ウランバートル市内です。





DSC00360近代的デザインビルも見えます。





町を出るのに、一時間半!
一本しかないロシアへ向かう幹線道路が工事中で、迂回路の表示もない。
迷いに迷ってやっと復帰!
不親切だなーと、ぶーぶー愚痴ってみる。

DSC00362工業団地群の裏手を走る迂回路を見つけて行く。





途中の風景が今までと違ってまさに緑緑しい。これぞ草原!

起伏のある山が多い→
雲が出る→雨が降る→植物が育つ。

ということなのでしょう。
ここでは、ゴビ砂漠と同化するモンゴル南部に対し、ウランバートルを境に違う顔を見せてくれた。

ゲルの数も圧倒的に増えて来る。
砂漠地帯と比べれば断然、放牧がし易く住みやすいのでしょう。

しばらく走ると、車にはねられたばかりの白いヤギがいる。
顔から赤い血を流しグッタリしている。
そう言えば、数分前、フロントガラスが、グシャグシャになっていた車とすれ違った。
今までにないほど家畜の数が増えて来ている。
気を付けないと・・。

住居の形状にも変化があり、ロシア調?の家が増えて来ました。
風習、文化の移り変わりをバイクに乗りながら感じられるのはこの旅の醍醐味^^。

町に着いた。

こんな人を見かけた。
あるホテルで、玄関口に到着した途端、バイクを倒してホテルスタッフをびっくりさせているかっこ悪い人がいた。

私だ。(笑)

バイクを降りたまでは良かったが、右足に体重が掛かった瞬間、よろめき、思わずバイクを掴んでしまい、一緒に転倒。。
情けなー!

多くの方からメッセージを頂く。
もっと休養せよ!という内容が殆ど。
有難くて、有り難くて、感謝です(涙)

何故、先を急ぐのか?の理由ですが、一つは、ウラジオストクから韓国までのフェリーとカナダ行きの飛行機の日程が決まっているためです。

それから、私の旅のポリシーの優先順位の高いものとして、キッチリ15ヶ月で必ず無事帰国する、と決めています。

期限を切って達成させる、・・ことへの拘りは性分なので仕方ないところもありますが、この旅で、もっと、さらに、違った価値観も見え隠れして来ている今日この頃です。

とにかく、無理は絶対にしませんので大丈夫です。
ご心配おかけして申し訳ございません。

このスフバートルの小さくて、哀愁を感じさせる鉛色の町はもう20〜30キロも走るとロシアです。

夕方前からどんどん冷え込んで来ました。

着込める物、全部着てベッドへ入ります。

僅か五日の滞在のモンゴルの思い出を胸に刻むように眠りに就きます。