走行距離:400キロ
出発時間:9:45
到着時間:17:30
天候:晴れ時々曇
最低気温:6.5℃
【祝☆ 前半完了、後半突入!】
ついに、15ヶ月の旅の前半が終了しました!
ここまでも、いろいろありましたが無事?五体満足で旅を続けていられることに本当に、関係者の皆様に深く感謝しています。
この旅は、「日本の元気!」「食に困る人の支援に!」を掲げて世界の子供の声を聞いて廻っています。
子供の語る「夢」を中心に、その声を聞く事で、夢を改めて見つめ、多くの方の心の栄養を満たせることが出来たら幸甚と願い活動しております。
ここに前半終了までの実績を報告させて頂きます。
●訪問国数:45
●子供インタビュー実施国:39
●ジャストギビング(セカンドハーベスト)実績:1,414,109円(目標達成率:48%)http://justgiving.jp/c/799
●実走行距離:48500キロ(ケニア~ロシア)
本日から旅の後半が始まります。
引き続き、日本の元気、食に困る方への支援のために頑張ります。
皆様、これからも一緒に私と走って下さい。
必ず完走し、帰国します! どうぞ宜しくおねがいします。
朝、外に出ると吐く息が真っ白。
明け方の最低気温は3℃くらいか。
バイクのパニアケース(トランク)からアンダーパンツを慌てて出す。
今日、目指すはシヴァキという町。
この町の宿情報は得られなかったが、
「どんな町でも宿はあり、地元民に聞けば教えてくれる」
という海外ツーリングサイトからの情報に期待して向かってみる。
シベリア横断道を南東に走る。
今日は珍しく、私と同じようなソロツーリングライダーとすれ違う。
相変わらず針葉樹林と白樺の景色は奇麗だが、2000キロも走るとそろそろ見飽きて来る。(笑)
シヴァキの標識が見えて来た!
幹線道を離れ、8㎞ほど走ると町が見えて来るはず・・。
が、見えて来たのは、小さな村。
高い建物は一つもなく、黒灰色の古い木造家屋が同じ高さで広がっているのみ。
人も、犬も歩いていない。
ここに果たして宿があるのだろうか。
やっと、村の中心まで来たところで、駅の踏切工事をする作業員を見つける。
「宿を探している」と伝えると、この町にはないとのこと。
幹線道へ戻った所で、警察官とライフルを肩からかけた兵士に尋ねると、100㎞先のシマノフスクまで行く必要があると。
残りのガソリンが心許ないがそこまで行けばスタンドもあるらしいので、ゆっくり走行で燃費を稼ぐ。
やっと、シマノフスクの町に到着し、ガソリンを入れたのは日が暮れ始めた頃。
スタンドのオヤジさんがホテルの方向を教えてくれるが、途中で判らなくなる。
バイクを停めて辺りを見回していると、若い男性が二名乗るロシア製ジープが駆け付けてくれ、少しお金をくれたらホテルまで案内すると。
到着後、100ルーブル(270円)札を一枚渡すと二人は、びっくるするほどお礼を言って喜んだ。
通された部屋は広めでキレイだが、2500ルーブル(7000円)は完全に脚元をみられたと思う。
言葉が出来ない、夕方の到着・・他に行く所もないといった所か。
部屋に入って早々、停電し、お湯も出なくなった。
立派なバスタブがあるのに、シャワーさえ浴びられず・・。
ちょっとヒドイなーと。
究極に腹ペコだったので、スタッフに聞くと食べる所は裏にあるよと。
行くとあるのは食料品屋。
そこのキップのいいオバちゃんに食堂を聞くと、タクシーに乗っていくしかないよと教えてくれる。
タクシーかー 、帰りの事も含めてどうすっかなー、と考えていると、その店に買い物に来た若い男性客を捕まえてオバちゃんが何か言っている。
すると、
「ハイ、この人タクシー。レストランへ連れてってくれるって」(笑)
常連客なのか私には判らないが、男性は少々苦笑いで私を車に乗せてくれた。
デート中だったようで、助手席の女の子はビックリしている。
またこの若者の運転が荒くて怖い。
カーブの度、加速の度、年代物でフロントガラスがヒビだらけのトヨタマークⅡの車体が軋む。
一軒目は休みだったので二軒回って下ろしてくれた店は中華レストランだった。
メニューを見てもサッパリなのでオススメをお願いすると、鶏の唐揚げのあんかけと、茄子など野菜のこれもあんかけが出て来た。
少々味がキツイが、かなり生き返った。
でも高ーい!
二品と飲み物で1800円!
空いている訳だ。
しかし、言葉が出来ないと何でも高く付くなー。
【シベリア宿情報】
国名 ロシア
都市名 シマノフスク
ホテル名 Таежная
電話 53-15-10
住所
料金:2500ルーブル
ネット環境 なし
衛生環境 普通
特徴や感想 言葉が通じればもっと安い部屋を出してくれたかも。
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