2011年8月17日(水)
走行距離:180キロ
出発時間:9:30
到着時間:12:30
天候:晴れ
気温:17℃
結局、朝になってもお湯が出ず、シャワーさえ浴びる事が出来なかったので、少しでも返金を申し出てみるが取り合ってもらえない。
そう考えると、停電が度重なった事でチェックアウト時にホテル側から一部返金を申し出てきた、ナイジェリアのホテルは立派だったと思い出す。
ホテルの玄関口で荷物を積んでいると、日本製のスクーターに乗ってきた兄ちゃんが声をかけてきた。
来た道を戻るには遠回りの予感がしていたので、幹線道までの道案内を頼む。
しばしのランデブーツーリング。
今日は行き先に迷った結果、移動距離の短いベロゴルスクに行く事にした。
ウランウデを出発してから走行続きだ。
居心地の良い宿で 連泊を探っていたが、なかった(笑)
今日は早目に宿を見つけて休みたい。
右足をかばった歩き方をしているため、腰にもきている。
長年の爆弾、ヘルニアが再発しそう・・。ヤバい。。
シベリア横断道をひた走る。
今までと違うのは朝陽が左に見えてきていて、南下が始まったことを物語っている。
気が付くと、ハバロフスクまであと、700キロ。
ユーラシア大陸横断の仕上げに入った!
ベロゴルスク到着数キロ前、ロシア語標記では、一文字だけ違う違う町があり、迷いそうになるが地元民の助けで無事、ベロゴルスクの町に突入。
ここは大きい、というより広い町だ。
どの辺りが中心地か判らない。
ゆっくり町を見渡しながら走っているとシベリアに入って初めて会うHONDAの400ccに乗る現地ライダーが追い抜いていった。
すると少し先で停まって私を待っている。
ホテルを探している旨を伝えると、連れてってくれると。
事前に得ていた情報の「白いホテル」を目指したが、着いたのは黄色いホテルだった。(笑)
中を確認すると悪くなかったのと、気の良い警備員が強く勧めるのでここに泊まる事にした。
現地のバイク野郎に長い距離を走らせた事もあり、お礼を渡そうとするとキッパリ断られた。
ちょっと失礼だったと反省、そして嬉しかった。
また一つ、学びと感動が。
バイクを立派な、大型トラックも入っているガレージに格納する。
ロシアでの宿は必ずこのパターンだ。
よほど治安は良くないらしい。
シベリアの小さな町の宿にたどり着き、窓から見える共通の景色は、
壊れたトラック、
土の荒野、
機械の残骸、
肌色のレンガの集合住宅、
窓枠だけが鮮やかなスカイブルーの、古い木造住宅、
と云った所だろうか。
食堂の時間を尋ねると夕方からという。
腹ペコだというと、この警備員がカップラーメンとお湯をタダで持って来てくれた。
優しいなあ。ロビー内には、バイクツーリング者の写真が何枚も掛けてある。
バイク人、歓迎のホテル?
ブログを書き、先の情報を調べ、事務作業をしつつ、夕食の時間になる。
三階のカフェに行くも言葉が通じない。
いつものようの冷蔵庫から食材を見せてもらってやっと注文。
食事の言葉だけでも覚えておくべきだとつくづく思う。
足首の調子だが、気がつくと、ゆっくりでも階段を交互に登れるようになってきた。
(今までは片足、一段づつだった)
写真撮影や、町の散策もままならい状態から早く脱出したい・・。
【シベリア宿情報】
国名 ロシア
都市名 ベロゴルスク
ホテル名 BOCTOK2000
電話
住所
料金:1450ルーブル
ネット環境 なし
衛生環境 普通
特徴や感想 珍しくエアコン付き。ライダー訪問の写真がロビーにかけてあり、ライダー歓迎のムードあり。
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