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2011819()

走行距離:180キロ

出発時間:10:30

到着時間:15:30

天候:晴れ時々曇り

気温:21℃




さすがに疲れていたようで目覚めが遅かった。

朝食を摂った後、一応フロントに出向き、


「昨夜、ずっとお湯が出なくてシャワーも浴びれなかった」と言うと、


「そうなの、全室だめだったから!」


って、以上っすか?(苦笑)

DSC00600ホテル前

あか抜けた感じになってきた。

 
 

ホテルを出発し、まずはガソリンスタンドへ。

ようやく、「セルフ先払い」のシステムにも慣れ、ほぼ、満タンのガソリン量が算出出来るようになってきた☆

DSC00603町を抜けた所の踏切でシベリア鉄道の貨車に行き会う。

へー、長くつながってんんだねー。


DSC00607おいおい、こんなの積んでんの?!(驚)





出発が遅かった為、すぐに昼食時になる。

丁度よいところにカフェがあり、今日こそ食べるぞ!()と思い店に入って、いつものようにロシア語の会話帳ソフトを使って注文してみる。


オススメは、シシカバブとナンだという。

実は昨日のビロビジャンのカフェでもオススメはシシカバブだった。
イスラム料理へ逆戻りした傾向がある。


33羊の肉でないところはイスラム食とは違う。

これはビーフ。 


331ルーブル(870円)*飲み物込み



ハバロフスクに近付くにつれて、今までの風景と違って来た。


34)湿地帯が増える。


 

どこまで続くのか判らないほど広大な針葉樹林、草原は見当たらなくなり、少し走れば村、町が点在するようになってきた。


沿道には、人が多く居住し、物売りの数も増える。


スイカにメロンに、他の果物、野菜など。

蜂蜜売りが圧倒的に多く、大小のビン、ウオッカのボトルに入れているものがよく見られる。

古いバイクや、トラックのボンネットに乗せて路肩での展示販売だ。


ウランウデから、つかず離れずシベリア鉄道とずっと並走してきた。


視界が広がっている区間で、汽笛が聞こえる。

500mくらい離れた線路側を見ると、なんと先頭の機関車の運転士が、私に手を振っている!

振り返すと、また振ってくる!

これがしたかった・・!感動。。
 

シベリア鉄道は全長1万キロ弱の世界一長い鉄道。

私はヨーロッパの西の先端を出発してから2万3000キロ。

お互い、長旅であることを知っているかのよう。

その後も何度も鳴らしてくれる汽笛は、この先の旅を応援してくれているかのようだった。


14)長いってっ! 笑
 





ハバロフスクに近付くにつれて、川を渡る回数が増えてきた。

そして今までにないほど広い川が眼前に広がる。
 

44)アムール川だ!

ついにハバロフスクへ入る!




DSC00659こっち(南)が中国。(黒竜江となる)





DSC00658こっち(北)はオホーツクへ。






橋を渡った所で、進路が変わる。

東へ進む移動が終わり、ウラジオストックへ向けて南下する。


街に入り、やっと予約出来たホテルを探すも、またもやiPhoneの検索では行き着けない。

地元の人に聞くと親切に教えてくれて、3人のリレーでホテルに到着出来た。


そしてホテルスタッフの女性も英語が出来、マネージャーは少しだけ日本語が出来る。
 

シベリアのロシア人はほとんど英語を話すことが無い。

そして町中でも、店舗内でも、執拗なほど、英語表記を排除しているかのように、見る事が出来ない。
 

なので、ここに到着してかなり精神的に楽になった。

部屋のお湯の温度が低く、またしてもせっかくのバスタブに浸かることが出来ないが、まあ、良しとしよう。


部屋に入り、荷を解いているとドアがノックされる。

開けると、ロビーに居た男性係員だ。

何だと思ったら、ピンクちらしを見せて女性の売り込みに来た。

おいおい、ロシアってすげーな(笑)


もちろん丁重に断り、たまった作業に勤しむ。


大都市に着き、ホテルのベッドに横たわる度、今までの未開の土地での移動と滞在がまるで幻だったように思える。


そして再び、大都市を離れ、小さな村の宿の寝床に入ると逆に大都市が嘘のように思えるから不思議だ。


しばし滞在し、シベリア横断の疲れを癒そうと思う。 







【シベリア宿情報】

国名 ロシア

都市名 ハバロフスク

ホテル名 アムールホテル

電話 +7 (4212) 73-59-74

住所 Ленина ул., д. 29

г. Хабаровск

Хабаровский край

料金:2450ルーブル

ネット環境 Wi-Fi(客室内でも可)

衛生環境 良好

特徴や感想 各種クレジットカード可。