2011年11月17日(木)
朝一で坪田さんが時間を作って下さり、一緒に保険会社へ行きます。
ペルミソを手渡し種類を作成し、最短の3ヶ月モノで費用は15ドルでした。
これで一安心です。
宿に戻る途中に大学があります。
正門にはチェ・ゲバラを描き、学校への抗議らしきものが書き殴られています。
校庭では学生運動のような集まりが見えました。
学生達のアツさを感じます!
ボゴタの街並
はっきり言ってコロンビアの印象が180°変わりました!
2年前に観光立国宣言を政府が発令したことが納得出来るほど、街は美しくしようとする努力が見え、特筆すべきは治安について不安がないことです。
特別な危険国という印象は完全に払拭され、観光国として変貌を遂げたことは多くの旅行情報に連ねられている通りです。
またそれを後押ししているのが、景気の良さ。
「日本のバブルのようですよ」と坪田さん。
中国の様相と言っても過言でないかも。
例えば、家、車が飛ぶように売れているそうで、交通のインフラ整備を一生懸命しているのですが、車の増加がそれに追いつかなく、幹線道は酷い渋滞をしています。
今日は観光もしたいのですが、BMWのディーラーがこのボゴタにもあることが判ったので向います。
正確な場所がわからなかったため、数人に聞いてやっと到着。
途中、バイクで先導してくれる方もいてコロンビアの方の親切に感動します。
グローブとブーツがいよいよ限界になってきたので在庫があれば購入したいところです。
ディーラーのパーキングスペースにバイクを置くと、すぐに英語の出来るスタッフがやって来て、
「どうしました?どんなお手伝いをしましょうか?」
とっても紳士的で、笑顔が素晴らしいエドワードだ。
グローブとブーツを買いたいといいつつ、ダメ元で、ハンドルが振られるトラブルのことも相談してみる。
ただ、このボゴタではもう滞在していられないので二時間くらいしかここに居られないことを伝えると、
「判りました、とりあえずチェックしてみましょう!」
と快い返事。
さらに是非、実際にバイクに乗ってハンドルの振れを確認しながら作業を進めて欲しいと伝えると、それもOK,と承諾してくれ、エドガーがメカニックと相談をし始める。
点検、修理をしている間に、私はグローブとブーツのチェック。
グローブは購入出来たが、ブーツの在庫は残念ながら無かった。
エドガーにカフェスペースへ案内され、コロンビア名物のコーヒーをどうぞ^^と美味しいコーヒーを出してくれる。
担当メカニックが作業している間、エドガーと語り合う。
「このディーラーに来た日本人客はあなたが一人目ですよ」と、深く歓迎してくれる。
BMWのロゴ入りのミネラルウォーターまで出してくれる。
ここのサービスは凄い。
メンテナンスの料金に加算はされないと思うけど。。(笑)
30分くらいすると、直せたのでチェックして欲しいと。
直せたって?!本当か??
疑い半分、期待半分で、テストライドに出かける。
すると・・、
・・ブレない。
おおーーーーーっ!!!
やったっーーーー!!!
直ったっーーーー!!!
スッゴーーーーイ!!!
と喜びながらも、さらに距離を走ってバイクの挙動を慎重に確認。
すると時速60キロくらいでの手放し時にハンドルが振れ出すことが判った。
ディーラーに戻ると、エドガーと担当メカニックが私を待ち受けて私のインプレッション(感想)を聞く準備をしている。
あたかもレースをしていた時のサーキットのピットロードのようだった。
私が感じたことを訴えると、
「判りました!再度、チェックしましょう。そしてまたメカニックにテストライドさせて、良くなったらまた呼びます。それまでまたコーヒーをどうぞ^^」
だって。
二杯目はカプチーノです。これがまた旨い!!!
地球上のどの店にいるよりもバイク屋が落ち付き、コーヒー大好物の私には極上の時間です。
また30分くらいするとエドガーが呼びに来てくれる。
「再度、チェックしてみて下さい。」
再び、テストライドに出る。
さっきよりも確かに改善されている!
どうしても手放しでの振れは発生するが、荷物満載でリヤサスとフロントサスがへたって来ていることを考えると許容範囲であり、きっとリアサスのセッティングを変えることでう少し良くなるだろう。
フロントフォークもダンパーが抜け気味なので次回オイルを交換することでさらに改善するだろう。
ディーラーへ戻り、
「OK!相当良くなったよ!^^有り難う!」
と伝えるととっても喜んでくれた。
トラブルの原因は、なんと、
フロントホイールのカラー(スペーサー)を逆さまに取り付けられていたことと、ハンドル下部のベアリングの締め付け不足だった。
グァテマラシティで始まったトラブルが2000キロ移動したコロンビアで終了した!
スッゴク嬉しくて嬉しくて仕方がない!!
そしてホントに二時間で直してくれた!スゴイ!
で、修理費の支払いを申し出ると、エドガーから信じられない答えが。
「無料でいいです。」
何ーーーーーーーーーーーーっ!!!!!
突然、予約もなしに割り込むようにやってきた一元の旅人のバイクのトラブルを完全に直し、チェーン、リア周りまで、チェック&グリスアップをしてくれて、コーヒー二杯と水ももらって、タダって。。
なんだよもー。
「私達は当たり前のことをしているだけですから。この先も良い旅をつづけて欲しいのです。」と言ってくれる。(涙)
感動のエドガーと。
ワークショップ(作業エリア)を見ていって下さいよ、と。
そしてウチの自慢はこれですよ、と。
BMWディーラーでも珍しいほどスペシャルツールが揃えてある壁を見せてくれた。
ここは最高の技術を有しているそうで、全中米と全南米のBMWディーラーのメカニックがここに研修を受けにくる場所だとのこと。
なるほど、流石だ!
チェーンオイルを購入しなければいけないことを思い出した。
パナマでバイクを飛行機に載せる際、スプレー類は廃棄せねばならなかったのでまだ使えるものを泣く泣く捨てた。
エドガーに注文をすると、用意してくれた。
代金の支払いをしようとすると、
「Present for you」(これもプレゼントです)って。
わーーーーーーーーーーーんっ!(泣)
連絡先の交換、WDTステッカーの提供、フェースブックでやりとりすること、そして次回の再会を誓って、強くハグをしてお別れ。
ムチョ、ムチョ、グラシアス!!!(本当に本当に有り難う)
完全にコロンビアにはやられました。
コロンビアは美女が多いことで有名と聞いていましたが、私がノックアウトされたのはエドガーはじめ、ここの方々の親切でした。
ずっと、感動にひたりながらも明朝、ボゴタを出発するので一つくらいは観光をしておこうと思いダウンタウンへ向います。
多数ある見所のうち、迷った結果行ったのは「黄金博物館」
紀元前から栄えたプレ・コロンビア時代の金の展示物の数々。.
これは有名な「黄金のイカダ」
コロンビアが世界から黄金郷と知られた歴史をここで全て見ることが出来ます。
金だけでなくプラチナなど他の高価値金属の品も沢山、展示されています。
相当ドキッとさせられたたものがこれ。
保存状態が著しく良いミイラ。
申し訳ありません、やっぱり私はこういう発想になってしまいます。
私の知人に似ている人の紹介です。あなたの知人にも似てますか?
博物館を出るとそこは夕暮れ時のサンフランシスコ教会前でした。
珍しく今日は雨が降らなかったのですが少し寒さを感じます。
殆どの人が長袖に何かを羽織った出で立ちです。
夕食を食堂で摂り終えると夜の帳が降りてきます。
ネオンが輝き出し、街は盛り上がり始めています。
10年前だったら物騒で歩けなかったエリアが多かったようですが今は全く普通の街並です。
このダウンタウンの中心地からホテルへ戻るためにバイクを駐車場からだすと完全に夜になりました。
幹線道は帰宅ラッシュで酷い渋滞となっています。
信号待ちで停まると、自転車の男性が隣から話しかけてきます。
少しの会話のあと、
「Have a safe trip!」(安全な旅を!)
と言ってくれるので、
「グラシアス!」と返した途端、
ガン!と音と同時に背後から衝撃が!
振り返ると、なんと公共のバスが私のバイクに追突しているではないか!
運転手を見ると、大焦りの表情で、平謝りしている。
しょーがねーなー。
今日は特に気分がいいので全然、怒る気持ちもありません。(笑)
コロンビア、最高!!
朝一で坪田さんが時間を作って下さり、一緒に保険会社へ行きます。
ペルミソを手渡し種類を作成し、最短の3ヶ月モノで費用は15ドルでした。
これで一安心です。
宿に戻る途中に大学があります。
正門にはチェ・ゲバラを描き、学校への抗議らしきものが書き殴られています。
校庭では学生運動のような集まりが見えました。
学生達のアツさを感じます!
ボゴタの街並
はっきり言ってコロンビアの印象が180°変わりました!
2年前に観光立国宣言を政府が発令したことが納得出来るほど、街は美しくしようとする努力が見え、特筆すべきは治安について不安がないことです。
特別な危険国という印象は完全に払拭され、観光国として変貌を遂げたことは多くの旅行情報に連ねられている通りです。
またそれを後押ししているのが、景気の良さ。
「日本のバブルのようですよ」と坪田さん。
中国の様相と言っても過言でないかも。
例えば、家、車が飛ぶように売れているそうで、交通のインフラ整備を一生懸命しているのですが、車の増加がそれに追いつかなく、幹線道は酷い渋滞をしています。
今日は観光もしたいのですが、BMWのディーラーがこのボゴタにもあることが判ったので向います。
正確な場所がわからなかったため、数人に聞いてやっと到着。
途中、バイクで先導してくれる方もいてコロンビアの方の親切に感動します。
グローブとブーツがいよいよ限界になってきたので在庫があれば購入したいところです。
ディーラーのパーキングスペースにバイクを置くと、すぐに英語の出来るスタッフがやって来て、
「どうしました?どんなお手伝いをしましょうか?」
とっても紳士的で、笑顔が素晴らしいエドワードだ。
グローブとブーツを買いたいといいつつ、ダメ元で、ハンドルが振られるトラブルのことも相談してみる。
ただ、このボゴタではもう滞在していられないので二時間くらいしかここに居られないことを伝えると、
「判りました、とりあえずチェックしてみましょう!」
と快い返事。
さらに是非、実際にバイクに乗ってハンドルの振れを確認しながら作業を進めて欲しいと伝えると、それもOK,と承諾してくれ、エドガーがメカニックと相談をし始める。
点検、修理をしている間に、私はグローブとブーツのチェック。
グローブは購入出来たが、ブーツの在庫は残念ながら無かった。
エドガーにカフェスペースへ案内され、コロンビア名物のコーヒーをどうぞ^^と美味しいコーヒーを出してくれる。
担当メカニックが作業している間、エドガーと語り合う。
「このディーラーに来た日本人客はあなたが一人目ですよ」と、深く歓迎してくれる。
BMWのロゴ入りのミネラルウォーターまで出してくれる。
ここのサービスは凄い。
メンテナンスの料金に加算はされないと思うけど。。(笑)
30分くらいすると、直せたのでチェックして欲しいと。
直せたって?!本当か??
疑い半分、期待半分で、テストライドに出かける。
すると・・、
・・ブレない。
おおーーーーーっ!!!
やったっーーーー!!!
直ったっーーーー!!!
スッゴーーーーイ!!!
と喜びながらも、さらに距離を走ってバイクの挙動を慎重に確認。
すると時速60キロくらいでの手放し時にハンドルが振れ出すことが判った。
ディーラーに戻ると、エドガーと担当メカニックが私を待ち受けて私のインプレッション(感想)を聞く準備をしている。
あたかもレースをしていた時のサーキットのピットロードのようだった。
私が感じたことを訴えると、
「判りました!再度、チェックしましょう。そしてまたメカニックにテストライドさせて、良くなったらまた呼びます。それまでまたコーヒーをどうぞ^^」
だって。
二杯目はカプチーノです。これがまた旨い!!!
地球上のどの店にいるよりもバイク屋が落ち付き、コーヒー大好物の私には極上の時間です。
また30分くらいするとエドガーが呼びに来てくれる。
「再度、チェックしてみて下さい。」
再び、テストライドに出る。
さっきよりも確かに改善されている!
どうしても手放しでの振れは発生するが、荷物満載でリヤサスとフロントサスがへたって来ていることを考えると許容範囲であり、きっとリアサスのセッティングを変えることでう少し良くなるだろう。
フロントフォークもダンパーが抜け気味なので次回オイルを交換することでさらに改善するだろう。
ディーラーへ戻り、
「OK!相当良くなったよ!^^有り難う!」
と伝えるととっても喜んでくれた。
トラブルの原因は、なんと、
フロントホイールのカラー(スペーサー)を逆さまに取り付けられていたことと、ハンドル下部のベアリングの締め付け不足だった。
グァテマラシティで始まったトラブルが2000キロ移動したコロンビアで終了した!
スッゴク嬉しくて嬉しくて仕方がない!!
そしてホントに二時間で直してくれた!スゴイ!
で、修理費の支払いを申し出ると、エドガーから信じられない答えが。
「無料でいいです。」
何ーーーーーーーーーーーーっ!!!!!
突然、予約もなしに割り込むようにやってきた一元の旅人のバイクのトラブルを完全に直し、チェーン、リア周りまで、チェック&グリスアップをしてくれて、コーヒー二杯と水ももらって、タダって。。
なんだよもー。
「私達は当たり前のことをしているだけですから。この先も良い旅をつづけて欲しいのです。」と言ってくれる。(涙)
感動のエドガーと。
ワークショップ(作業エリア)を見ていって下さいよ、と。
そしてウチの自慢はこれですよ、と。
BMWディーラーでも珍しいほどスペシャルツールが揃えてある壁を見せてくれた。
ここは最高の技術を有しているそうで、全中米と全南米のBMWディーラーのメカニックがここに研修を受けにくる場所だとのこと。
なるほど、流石だ!
チェーンオイルを購入しなければいけないことを思い出した。
パナマでバイクを飛行機に載せる際、スプレー類は廃棄せねばならなかったのでまだ使えるものを泣く泣く捨てた。
エドガーに注文をすると、用意してくれた。
代金の支払いをしようとすると、
「Present for you」(これもプレゼントです)って。
わーーーーーーーーーーーんっ!(泣)
連絡先の交換、WDTステッカーの提供、フェースブックでやりとりすること、そして次回の再会を誓って、強くハグをしてお別れ。
ムチョ、ムチョ、グラシアス!!!(本当に本当に有り難う)
完全にコロンビアにはやられました。
コロンビアは美女が多いことで有名と聞いていましたが、私がノックアウトされたのはエドガーはじめ、ここの方々の親切でした。
ずっと、感動にひたりながらも明朝、ボゴタを出発するので一つくらいは観光をしておこうと思いダウンタウンへ向います。
多数ある見所のうち、迷った結果行ったのは「黄金博物館」
紀元前から栄えたプレ・コロンビア時代の金の展示物の数々。.
これは有名な「黄金のイカダ」
コロンビアが世界から黄金郷と知られた歴史をここで全て見ることが出来ます。
金だけでなくプラチナなど他の高価値金属の品も沢山、展示されています。
相当ドキッとさせられたたものがこれ。
保存状態が著しく良いミイラ。
申し訳ありません、やっぱり私はこういう発想になってしまいます。
私の知人に似ている人の紹介です。あなたの知人にも似てますか?
博物館を出るとそこは夕暮れ時のサンフランシスコ教会前でした。
珍しく今日は雨が降らなかったのですが少し寒さを感じます。
殆どの人が長袖に何かを羽織った出で立ちです。
夕食を食堂で摂り終えると夜の帳が降りてきます。
ネオンが輝き出し、街は盛り上がり始めています。
10年前だったら物騒で歩けなかったエリアが多かったようですが今は全く普通の街並です。
このダウンタウンの中心地からホテルへ戻るためにバイクを駐車場からだすと完全に夜になりました。
幹線道は帰宅ラッシュで酷い渋滞となっています。
信号待ちで停まると、自転車の男性が隣から話しかけてきます。
少しの会話のあと、
「Have a safe trip!」(安全な旅を!)
と言ってくれるので、
「グラシアス!」と返した途端、
ガン!と音と同時に背後から衝撃が!
振り返ると、なんと公共のバスが私のバイクに追突しているではないか!
運転手を見ると、大焦りの表情で、平謝りしている。
しょーがねーなー。
今日は特に気分がいいので全然、怒る気持ちもありません。(笑)
コロンビア、最高!!
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