正月、二日目は我が家からの寄付の連絡がありました。
ピンクドラゴン

子どもたちのお年玉の一部からです。
今年も家族で幸せなお正月を迎えられたことに感謝します。
世界中が平和な1年でありますように。
このチャレンジに10,000円寄付します!

ピンクドラゴンさん 2012-01-02 21:56:51


我が子供達の理解にも感謝!

☆ジャストギビング山田達也のチャレンジ応援ページ:http://justgiving.jp/c/799

English http://justgiving.jp/pdf/justgiving-man.pdf?110318

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【アルゼンチン】サン・ラファエル滞在/子供インタビュー

2012年1月2日(月)
天候:晴れ
気温:42℃


念願のダカール観戦です!
ワクワクして夜中に目が覚めた。
こんなことっていつぶりだろう?

ダカール公式サイトの情報を頼りにコース脇の観戦エリアのある場所へ向かう。
サンラファエルの町から約90キロ。

半分以上がダートだ。
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それも私が大嫌いな深砂も度々現れる。
こうぇーよう。

到着!
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すでにコース脇にはすでに多くの人が!
大小のテントを張りピクニックを楽しみながらレースを観戦する体制だ。
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丘の上から観戦エリアを見る。
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このようなポイントがステージ毎に2〜4カ所設けられている。
地元の人が最寄りの場所を選んで行ける。

レース上、それも完全に大自然がコースというダカールでは観戦ポイントといっても太陽の日差しを遮ってくれる日陰はまったくない。

一人でバイクに乗って来た私は太陽を遮るものは傘くらい。
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そういえば、アフリカ、ナミビアの砂漠でもこうして休憩していたな。
旅に出るときは丈夫な折りたたみ傘が必須だ。

到着したのは朝9:30頃。
この観戦ポイントに競技車両が通過するまでにまだ3時間以上ある。
ちょっと早く来すぎてしまった。

ダカールラリーに関して全くの素人の私は、このような観戦エリアに記念品グッズやレストランとは言わないが飲み物、軽食などを売る出店くらいはあるだろうと思っていたが大間違い。
本当に何にもない。

地元人はよく心得ていて、大きな日よけ、ビーチチェア、BBQグリル、クーラーボックス、大量の食料に飲み物、氷などをしっかり持って来ている。

傘一本で炎天下で過ごすのは辛いな・・と思いつつもレース場というだけで気分は自分の故郷のような場所なのでストレスはまったくない。
じっと待つのみ。

ちなみに、この日、ホテルへ戻る途中、18時で気温が41℃あったので恐らく日中は45℃近くあったのではないだろうか。

食料はホテルから持って来たパンが少しある。
だけど水は小さいペットボトル2本しか持ってこなかったのは失敗した。
これはちょっと厳しいかも。。

炎天下で孤独に?長い時間待つことを覚悟していたがその心配はなかった。
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さすが、レース好きな人達が集まる場所だけあって私の周りはすぐに沢山の人だかりになる。

ひとグループと談笑し終わると、また別のグループがやって来る。
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多くの人と仲良くなるうち「ご飯、食べたかい?」と心配してくれる人もいる。
地球の裏側から鉄の馬に乗って来た孤独な旅人に皆、とても優しい。

近くにいた家族グループが
「うちのテントにおいでよ!食べ物も、飲み物もあるからさ」
と招待してくれた。
有り難い〜。
居場所が確保出来た。
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皆さんレース好きなので私が元ロードレーサーだと知ると余計に喜んでくれる。

沢山の飲み物と、チキンBBQをごちそうになる。


別の家族からもお声が掛かる。
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「こっちにも来いよ!酒もあるし、豚もいるぜ!」

ぶ、豚?!

ほれっ
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フランスパンに豚肉を載せたものをくれる。
この豚肉が最高に旨かった☆


僕の顔とどっちが大きい?
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フランシス。6歳。
とっても可愛いやつ。
こっちのテントでは主にワイン、ビールをごちそうになった。


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この子はソフィア。
ずっと私にくっついて離れない。
私の娘の小さかった頃を思い出して遊んでいたら心が和んだ。

この家族達のお陰で炎天下の待ち時間も苦労なく過ごすことが出来た。
本当に今日も良い出会いに感謝、感謝。


見た事があるひげ面が歩いている。

おーっ!
昨日、国道上で会ったフロリダからのジョシュじゃん!
私の友達だ、と紹介してこの家族のテントに入れてもらう。


しばらくすると急に観客がどよめき始めた。

「来るぞ、来るぞー!!!」

コースサイドに張られた黄色いテープに一気に人が詰め寄る。

遠くに土煙が見える!

ついに先頭の車両が来たのだ!

MOTO(バイク)だ!

厳重な警備に当たっていたポリス達も
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いきなり自分のカメラでバイクを撮影し始めた。(笑)
いいねえ、こういうの!
南米人、皆バイク好きだからね。

ちなみに、世界を回っていてオートバイ人気は車を超えるほどの国は多い。
ちょうど一年前はケニアのホテルでダカールラリーの中継を見てたけど、オートバイの取り上げ方、画面への露出は圧倒的に多い。
モトGP(世界最高峰の二輪レース)も必ず全戦生中継しているしね。
そう言う意味では日本ってかなり特殊。
圧倒的な力で世界に誇る4大バイクメーカーがあるのにバイクに関するTV番組を自重気味にするムードがあったり、結果、国民全体のバイク人気が低い。
本当にもったいない。
まるで自国に埋蔵されている天然資源をほったらかしにしているようなものだ。



ダカールレーサーの爆音が聞こえてきた!
見えた!
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おおっ!!
こんなスピードでこの悪路を走るんだ!
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上手いなー!! 
・・当たり前か。

でも、かなり重心が落とされている車両設計だから砂地やダートも相当、走り易そう。
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逆に着座姿勢は取り難そうなので基本、スタンディングで走行することを前提に作られているのだろう。
現在は、450ccの4ストロークエンジンで統一。

間近で撮影出来るのはファンにはたまらないね!
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流石南米人、キャーキャー声を張り上げ、口笛をならしまくって観戦を楽しむ!
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こんな間近をマシンが通過するんです!

自分の吐く息のほうが、吹かれる風のよりも温度が低いのを感じるほどの灼熱!

クアッドQuadと呼ばれる750ccの4輪バギー部門の人気も最高!
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何故ならば、バイク並に地元の人の所有率が高く、農作業やレジャー用に悪路を行き来するために必須のアイテムだからだ。
北米、中米、南米は特にそれを感じる。

私達の観戦エリアからギリギリ見えるあたりで接触事故がありレースが中断した。
かなり長い時間割いているようで一向にオート(車)とカミオン(トラック)部門が始まらない。

もう夕方になってきたこともありかなりの人が荷物を撤収に掛かりだす。
私も目当てのバイクは見る事が出来たのでよしとする。
日本人チームのオートとカミオンの車両は見たかったが。

皆とお別れの記念撮影!
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この中で10歳の男の子、ロナルド(旗右)が居たのでインタビューが出来た。
ちなみに、通訳はフロリダライダーのジョシュがしてくれた。
レース場で子供インタビューが出来たことは私の念願だったのですっごく嬉しい!
ロナルド君の答えはご想像どおりです。(笑)
映像のアップをお待ち下さい。


悪路を戻りサン・ラファエルのホテルへ向かう。
町の中心に到着すると、昨日の静けさとうって変わって、道の両脇にはすごい人が繰り出している!

そして、私に大声で何かを叫びながら手を振ったり、拍手したり、カメラを向けて写真撮影をしてくる人がいる。

最初は訳判らず、手を振り返していたが、なんか勘違いしてんじゃない?と気付く。
私がダカールラリーのエントラント(出場者)ライダーだと思っているようだ。
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後から撮影したホテル部屋の窓から。



私は町中で飲み物などの買い出しに行こうとそのままバイクを走らせると偶然、競技から戻って来た車両が町中のパレードランをしているところに完全に合流した。

多くのラリー参加ライダーやドライバーは沿道の観客に手を振りながら走っている。

運良く、一台のラリー出場者のバイクと並走する機会になったので目があった瞬間、手を挙げる。
・・が反応なし。
このライダーはちょっと機嫌が悪かったみたいだな。
競技の出来によって精神状態は敏感に変わるから。

競技車両は町中を10キロほど走行したあと、ビバークBivaucというエリアへ行く。
一般のレースならパドックということになるだろうが、ラリーはステージ毎にこの整備する場所も変わっていくので「ビバーク」=野営地という表現になる。

トラブルか何かによって町に戻ってくるのが遅くなった競技車両が夜中近くになりビバークへ向かう。
そんな時間でも町の人達は沿道でそんな車達を迎えて旗をふったり声援を送っている。

普段静かな町にやって来た究極の国際イベントに加え、遠くの海外からこの地に来て競技で頑張る人へ惜しみない応援を送る気持ちはこの南米の人たちの人柄のように思えた。

やっぱり本当の競技者としてビバーク地の町で声援を受けたいとも思う。