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#WORLD DREAM TOURING

“世界の子供の希望と夢を発信します”

USA(アメリカ)

ラスクルーシス(USA)〜チワワ(メキシコ)の旅

Go to the Chihuahua (Mexico)  from the Las Cruices (USA)
2011年10月8日(土)/Sat.8.Oct.2011

走行距離:460キロ
出発時間:8:40
到着時間:18:00
天候:晴れ
気温:20℃

今日はいよいよ、アメリカからメキシコに渡ります。
国境が結構不安です。


朝、宿のパーキングへ行くと、私のバイクに何かメモが・・
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WE ARE WITH YOU JAPAN!
(私達は日本のあなた達と一心同体です!)


・・!!


・・、


・・、


感涙!!!


私のバイクの正面のステッカーを見てのことだろう。
メモは、この宿のものだったから、わざわざ部屋まで行って、書いて、このバイクに挿しに来てくれたんだな、と想像するとさらに、感極まった。。


隣には
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BMWのバイクが夜の内に置いてあったのでこのライダーが残してくれたのかな?
と、考えながら、荷造りをしていると、そのライダーが出発のためにバイクのところにやって来た。

「このメモ、貴方が書いてくれたの?」

と聞くと、

「そうですよ」と。

思わず握手をする。

そして話しが始まった。

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彼も一人旅でアメリカを横断するといい、自宅のあるサンフランシスコからワシントンDCまで行くのだと。
今の仕事は、政府関係のコンピューターのエンジニアをしているのだそうが、数年前まで私と同じようにロードレースをしていて、私も乗っていたこともあるYAMAHA TZ250でやっていたというから話しが盛り上がった。
私がメキシコに行くというと、彼も危ない、と言いつつもメキシコ料理が超美味しいのでうらやましいと舌なめずり。(笑)

彼と別れ宿を後にする。

小一時間走るとメキシコとの国境だ。

まず私がしなければならないことは、アメリカを出国する前にUSA国境オフィスで入国カードを返却すること。
飛行機での旅であれば空港のイミグレーションでその手続きは自動的だが陸路で移動する私の場合、自分でその場所を探す必要がある。

そのためにハイウェイを下りて、USA側の国境の街エルパソでそのオフィスを探そうと、目の前にあった法律事務所に入り聞くと、今日は土曜日だからやってないかもといいつつ、メキシコに行く?危ないよー!と言う。

次に向かったのは小さな橋の国境ゲート。
そこでは、あなた?スペイン語話せる?何、話せない?気を付けなよー。数日前メキシコ川で数人殺されたからね、と・・。
そしてこのゲートでは入国カードを受け取れないというのでどうしよう、と場所を変えて橋の近くで考えていると、国境係員が近寄ってきて相談に乗ってくれた。
よく見ると入国カードは12月まで有効のものであり、私は今月、仕事がらみで再度USAに入国するのでこの入国カードを返却する必要は今はないことが判った。
再度、ハイウェイに乗り、大きな国境ゲートへ到着。
USA側の出国ゲートはなく、いきなりメキシコ入国ゲートだ。
隣のビジターセンターで、イミグレーションの場所を聞いて、パスポートにハンコとツーリストカードを貰う。
ツーリストカード作成料として、262ペソ(1510円)を滞在中にどこかの銀行で支払う必要がある。

そしてバイクの書類(一時輸入許可証)であるペルミソをもらうのは何処かと聞くと、しきりに 「Banjercito」へ行けという。
ただそれが街の名前なのか何なのかがよく判らない。
とりあえずこの国境ゲートから30キロ地点にあるというので行ってみると、巨大な国境オフィスが道路を塞ぐ形で存在している。
これは迷うものではなかった。
中には、ここにもイミグレがありパスポートのハンコ、ツーリストカードも全てここで揃うため、国境ゲートで作業する必要がなかった。

私があと、必要なのは、ペルミソだ。今までは多くの国でカルネを使用して来たがこのメキシコはカルネ加盟国でないので必要ない。
というか、今現在、カルネを更新のため、日本に送り返しているため手元には、陸運局から発行された「車両登録証書」のみだ。

これを担当官に差し出すと、雲行きが怪しい顔つきになってきている。


すると、「この登録証書には有効期限が記載されていない」ということでペルミソは私に発行出来ないと言い出す。


「それは日本の行政が作ったものだから私に言われても困る」ということを訴えると20分ほど待たされた後、やっとペルミソを発給してくれた。

そしてここで、ペルミソ代:6144ペソ=35000円(デポジット:出国時のペルミソキャンセル時に返金)、ツーリストカード作成料とともにビザカードで支払い、手続き完了!

はー、疲れた。





メキシコに入って間もないファレスの街
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歩道は土がむき出しのところが多くなる。

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途上国でよく見た信号待ちでの物売り。


食事のため立ち寄った食堂前で
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大型トレーラー達もUSAとは雰囲気が違い、古く軋んでいる。



食堂
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看板も皆、スペイン語に変わった

店の女性にオススメはと聞くと出してくれたのがこれ
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野菜スープに肉が入っている。種類を選べたのでチキンをオーダー。
ライスも付く。

トルティーヤ
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デザート
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この他に、サルサ(タコスの具)とチップス、ソフトドリンクがついて、なんと1ペソ。
ペソを持っていなかったので$5(380円)を支払う!
おおっ、安=!

そして、国境の係官達もそうだったが店の方々も愛想がいい!
写真


































これはメキシコ、楽しくなりそうっだ!


チワワまでハイウェイ45号線をずっと南下。
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ゲリラが潜んでいそうな砂漠、荒野が続く。

数カ所ある検問では、武装兵士が即戦闘態勢で機関銃を構えている。
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その人数も数十人。
やはり相当、治安が悪いことを伺える。

あっと言う間に陽が暮れて来た。
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夕日が右側にある。
これからはこの景色をずっと見ながら南米の先までいくのだろう。

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チワワ手前20キロくらいのところの集合住宅。
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とても奇妙な光景だった。


チワワの街に入った。
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信号が難しい。
一番上が赤信号。
横型の場合だと、右側が赤となる。



ホテルに入ると、美人のフロントの女性が積極的に話しかけてくれる。
彼女の仕事が終わってからもホテルロビーで他のスタッフも交えながら夜遅くまで、いろいろ話した。
まるで久しぶりに再会した友人か親戚のように。

こんなことは今まで無かったなあ。
そしてこの時も現在のメキシコの治安の悪さを物々しく伝えられた。(怖)


今日メキシコに入ったとき、とても懐かしい気分になった。
前述のごとく歩道は土がむき出しで、路上かまわず、食べ物を焼いていたりする。

何故か、このような途上国同様の光景を見て、匂いを感じ、嬉しい気持ちになるのは何故だろうと考えた。

一つは気取らない街、人、国であることだと思う。

それが居心地の良さに繋がっているのだろう。

そして何よりも、メキシコ人の笑顔に疲れた身体が癒される。

【USA】フェニックス〜ラスクルーシスの旅

Go to the Las Cruces from the Phoenix
2011年10月7日(金)/Fri.7.Oct.2011

走行距離:626キロ
出発時間:8:30
到着時間:17:30(時差+1)
天候:晴れのち曇り時々雨
気温:12℃ー20℃

今日はついにアメリカの旅、最後の州、最後の街へ向かいます。

フェニックスの宿は朝食付きだ。
朝7:30にロビーへ行くと朝食が摂れるようセッティングがされている。


何があるのかな?と見ると、これこれ、
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何か判ります?

アメリカに入ってから朝食付きの宿で見かけるようになったものなんです。

最初はなんだろう?と思っていたら、アメリカ人が上手に、そして、美味しそうに作るじゃないですか。

よし、僕も挑戦だ!ということで、
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小さいカップに、具を米びつ(笑)のようなものから受け、それを流し込みます。

蓋を閉めてから逆さまにして3分待つと、


じゃん!

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ワッフルパンケーキ?の出来上がり!

これ作るの、だいぶ上手くなりました。

メキシコ行ってもあるのかな?



さあ、荷物をまとめて出発!
ガス欠しないように、早め、早めに給油。(笑)

ちなみにこのガソリンスタンドの経営は、
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サークルK!

ちなみにセブンイレブンのGSもあるんです。



本日のツーリングバイカー!
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トライク。(アメリカでもそう呼ぶのかな?)
これ、高速走行はとっても不安定で危険だそうですが、かなり飛ばしていました。

大丈夫かい?!


ニューメキシコに近付いていくと
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ピンぼけゴメン。

おおっ!サボテンです!この旅で初めてみました!

「初サボっ!」


ニューメキシコ州境です。
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この手前あたりがとっても冷え込んで来て、レインウェアを上下着ることで凌ぎます。

その後、大雨になったのでラッキー!

しかし、このアメリカは運転マナーが実に良い☆
乗用車から、大型トレーラー、バイクまで、皆です。
常に十分な車間を開け、あおる事も一切なく、追い越しをかける時もかなりの余裕を持って行います。
ガソリンスタンドや、パーキングでも前の車がのろのろしていてもクラクションをならすことも殆どありません。

また、車道を渡ろうとする歩行者への気遣いは特筆ものです。

今まで数十回とUSAを訪れてきたのでそれを感じてはいましたが、運転する側になってみてあらためて深く感心する部分です。
流石、モータリゼーションの歴史が世界で最も古い国の一つです。
日本人からみたら、中国国内の運転マナーの悪さを感じ、憤りを感じる人もいるように、米国から見た日本の運転マナーはそういったものに近いと感じられてしまうでしょう。

見習いたい、という次元ではなく、早く追いつかなければならない部分です。


急に景色が違ってきた!
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ニューメキシコに入ったとたん、大地が黄色くなる。
砂漠化なのでしょうか。

ニューメキシコに入ると時差が1時間発生ですぐに夜が近付く。
このアメリカ上を左右に移動すると時差の調整がもう、大変!
注意しなければならないのは、待ち合わせや、店の営業時間などだ。



600キロ以上走り、やっとラスクルーシスの街に到着。

明日のメキシコ入国やその先の事について調べ物、連絡する場所が沢山ある。

さらに、多くのアメリカ人が、たーくさん脅かし、忠告してくれる。

「メキシコは世界で一番、恐ろしい場所だ!」

「マフィアが一杯いるんだぞ!」

「早く、抜けろ!」

「信号で止まるな!」

などなど。(笑)


怖いかもだけど、メキシコも楽しみますよ=!!




【アメリカ滞在報告】
*滞在日数:20日(9月18日〜10月7日)
*訪問州:9(ワシントン、アイダホ、モンタナ、ワイオミング、ユタ、ネバダ、カルフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコ)
*子供インタビュー:3人(ユタ:2名/アリゾナ:1名)

【USA】グランドキャニオン〜フェニックスの旅

Go to the Phoenix from the Grand Canyon
 2011年10月6日(木)/Thu.6.Oct.2011

走行距離:297キロ
出発時間:8:40
到着時間:12:40
天候:曇り時々晴れ
気温:1℃ー25℃

そろそUSAの旅も終わりに近づいてきました。
数日後にはメキシコへ入ります。



グランドキャニオンの宿を出発する朝、バイクのエンジンをかけるためセルを回す。

きゅる、きゅる、きゅる・・・

セルにいつもの元気がなく、エンジンがかからない!ww


げー。


落ち着いて・・、バイクに念を入れて・・(笑)、もう一度。



きゅるきゅる、バオーン!!!

かかった!

はあー。

いやー、焦りました。

インジケーターの気温計を見ると

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1.5℃!!!
実はこの撮影の寸前は1℃だったんです!

この旅の最低気温です!!

画像の温度の数字が薄れているのは、点滅しているからなのですが、この表示は初めて見ました。

その後、気温が3.5℃に上がるまで点滅状態で、どうやら路面の危険をライダーに促しているようです。

確かに私のレーサー時代、気温が5ー6℃くらいまで上がらないと、タイヤがグリップせず、転倒、という経験がしばしばありましたからね。

とりあえず、インナーウエア、インナーパンツ、冬用グローブ、カッパ上、などで完全武装してスタートです。

高速で走行すると大気は刺すような寒風で、指先が痛くなる。
グリップヒーターが働いているのでいくらかはマシですが。

20代、レース選手をしながらバイク便をしていた頃を思い出す。
当時、HONDA VT250というバイクに、冬は新聞配達のおっさんが使うハンドルカバーを付けるととっても温かったなあ、なんて。

それから雪の舞う天気の時は、他のライダーが嫌がって出勤してこないので稼ぎ時だったことも・・。

また、この激寒の中で、どれだけアフリカや中国の暑さを恋しく思ったか。
でも実際、その暑さの時は、日本の冬を恋しく思ってみたり。

ほんと、人間は無い物ねだりの究極の生き物だと、この旅で思い知らされています。

だけど、半年後に帰国して、奇跡のような豊かな日本に生まれ、住んでいる事を当たり前のように思ったりすることだけは絶対に嫌だ。


グランドキャニオンを出発して、二時間ほどして寒さの震えがやっと収まってきた。
南下してフラッグスタッフという街を越えたあたりです。

出発から4時間でフェニックスの街に到着。
厚着がおっくうになった頃、気温は20℃まで上がっています。

明後日にはメキシコへ入り、私は南下のルートを辿ることになる。
北米大陸にやってくる冬将軍から逃げ切ってしまおう。
ちなみに現在の緯度は日本とほぼ同じ場所に位置しています。



今日は、このフェニックスで観光する代わりに知人宅へ寄らせて頂くことになりました。

実は、私がお気に入りの自社製品の石けんを、数日前滞在してたモーテルでハウスキーピングに捨てられてしまったのです!(苦笑)

もう、ぺらんぺらんでしたがね・・。

元来、肌が弱かった私はどうしてもそれを補充したくて、スペインの時と同様US本社に聞いてみたら、フェニックス在住のディストリビューターを紹介してくれました。
偶然その方は、その昔、とっても憧れた仕事の大先輩だったのでとても楽しみにしていたのです。

ご自宅へ到着!
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・・やだねーー。
想像はしてたけど。
こんな豪邸かい!

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John McLelland さんは有名はスポーツキャスターをなさっていた方。
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プロスポーツ業界に関連する数々の写真や賞状が所狭しと。
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これ判ります?
ハンク・アーロンさんですよ!



そしてこれ!
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自慢してくれました!
サダハル、サダハル、って言うからなんだと思ったら、
そう、「王貞治」さんでした。
ご友人なんですって!



いくつか家の中を見せて頂きます。
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14個の部屋があり、
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電動でブラインドが開く、バスルームからはプールのある庭が見え、そこまではいわゆるアメリカで事業で成功した方のお宅・・というカンジで普通に感動していましたが、

こ、これは!
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家の中に、バスケットコート・・体育館はやめてくれ。


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お約束の高そうな犬。


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この地域は夏は死ぬほど暑いのでプールは欠かせないと。。
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トランポリンに、ゴルフのグリーン、そして子供用の遊具。
ちなみに子供は6人で孫は現在、4人いらっしゃると。
敷地面積は1.5エーカー(1800坪)だそうです。ww

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ぶっちゃけ、この書斎は憧れるね!

こんな素敵な部屋があれば、俺だって本、読むぞ!

その後、仕事の話しを含め談笑した後、石けんはプレゼントされてしまい別れまました。


有難う!ジョン!!



ハイウェイに面した宿に戻り、夕食へ出かける。
周辺は栄えている場所ではないのと、暗くなってきたので灯りが見えるほうを目指して歩く。

レストランが数件、並んでいるが全部ファーストフード系ばかり。

多くはタコスなどのメキシコ料理だ。

昨日の夕食がメキシカンだったので、気が進まないが、今日はバーガーキングにした。
中に入るとメキシコ人が一人だけいて、ハンバーガーをほうばっている。

働いている人は全員、メキシカンで内輪の会話を聞くとスペイン語だ。
宿のスタッフも皆、そうだった。
文化が一気にメキシコ寄りになってきたことを感じる。

帰りは違う道を通って宿へ向かうと、なんと、日本食のレストランがあるじゃないか!

そして、広めの店内は、8割がた埋まっており、盛況だ。

たぶん、美味しいに違いない。

くー。

日本食、喰いたかったよお。


【USA】モニュメントバレー〜グランドキャニオンの旅

Go to the Grand Canyon from the Monument Valley
2011年10月 5日(水)/Wed.5.Oct.2011

走行距離:260キロ
出発時間:8:40
到着時間(宿):15:30
天候:曇り
気温:8℃ー14℃

いやいや、何が情けないかって、自分のボギャブラリーの貧困さ!
今日ほど、脳ミソと心の奥のほうまでずっしりと感動を覚える景色を見たのに、それを表現する言葉は、

「すっげー!!!」

ばかり。

国語は比較的得意だったのにな。





朝、モニュメントバレーのカエンタという町を出発すると、いきなり寒い!
気温はあっと言う間に8℃まで下がる。

過去にここを通ったことがある当管理人のゴリ氏から「超寒いですよー」と連絡があったので厚着をしておいて助かった。


昨日、インディアンの子供インタビューも出来たことだし、ということでピンと来る場所があれば、土産物を買おうとして立ち寄る。
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誰もいなく、何も置いていなかった。

ノボリに「OPEN」って書いてあるじゃん!

正午前、ついにグランドキャニオンに到着し突入します!
入場料$12(バイク+人:7日間有効)
ゲートでくれたガイド。
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やた!日本語ガイドだ!
さすが、グランドキャニオン!

最初の観光ポイントのデザートビューというところで簡単にランチ(チーズバーガーとバナナ、コーヒー)を摂りながらじっくりガイドペーパーに目を落とす。
これで少しは納得しながら景観を楽しめそうだ!

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やっぱり人気の観光エリアで賑わっています。
基本、ベストシーズンは5月〜8月のようです。

最初に目にした景色!
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うひょ=======!!

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ぐお========!!

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ハンパね========!!

コロラド川の流水圧が長い歴史の中で大地を削っていった大自然の彫刻ということを知り開いた口が塞がらない。

しかし、景色を見て涙が込み上げてくるっていうのはなんなんでしょうかね?
大地への畏敬の念なのでしょうか。

一番、基底の層は18億年前のものなんだって!ww
地球は、現在45億年とされているそうだから、まさにこの星の歴史を語る生き証人。

そう考えると人間の一生って、無に等しいほど僅か。

見た目、あそこに崩れ落ちそうな石がある。
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でも、きっと、私のおじいさんが生まれた頃から今まで、1ミリも動いていないんだろうな。

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すげー!

いや、もっとちゃんと感動を表現しなきゃ。






どすげー!




展望エリアの中でのハイライトの一つ、「マザービュー」
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人間の小ささと地球の偉大さ。

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お!
鳥だ!!

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本来、ここは鷹あたりの出番でしょう。

あ、いえ、カラスも立派でした。


このパノラマ、唯一無二です。www
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自慢の双眼鏡で画面中央あたりを見ていると、

何かある!
DSC02499












発電用の太陽光パネルが見えています!

そしてさらに!
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なんと、集落があるんです!
こんな峡谷の底に人が住んでいるとは!!!

次回来た時は、何とかあそこへ行ってみたい。

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自分撮りをしてたら、白人のおばあちゃんが撮ってやろうか?と声をかけてくれました。

DSC02504












これは、この地域に住むインディアン部族の名前が刻印された敷石です。

実は私の娘がこの地域の部族の酋長の息子とクラスメートなのでインディアンとのコミュニケーションは積極的にしたいと思っていたのです。


和光小学校、どすげー! 

【USA】モアブ(アーチズ国立公園)〜モニュメントバレーの旅/子供インタビ

Go to the Monument Valley from the Moab (Arches National Park)
2011年10月 4日(火)/Tue.4.Oct.2011
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走行距離:320キロ
出発時間:8:30
到着時間:15:00
天候:雨時々曇り
気温:9℃ー20℃

 
朝起きると普通の雨。
結構、久しぶり?
恐らくこれだけしっかりした雨はバンクーバー以来でしょうか。

カッパを着込んで走り出すと、どんどん気温が下がり9℃まで。
たまらずバイクを停めて、冬使用のインナージャケットを着込む。

今日、向かうは最もアメリカらしい景色の一つ、モニュメントバレーです!
景色もですが、最も楽しみにしているのが、インディアンの子供へのインタビューです。

このユタ州とアリゾナ州の境はリザベーションと呼ばれる特別保留地があり、インディアンの方が多く暮らしています。

せっかくアメリカに来たのだから、インディアンの子供インタビューを成功させたい!

次々と現れる景観から大自然の息吹きを強く感じます。
1












インディアンの聖地が近付いてきているのを感じます。




待ちわびた国道136号線に出て、走り続けると、

おお!
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アメリカ!!!!! (笑)


この136号線で是非やってみたかったこと。



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ランニング。(笑)

足の調子もだいぶよくなり小走りが出来るまでなりました^^

なぜ、ここで走るって!?

実は私が生涯で最も感動した映画が、

「フォレスト・ガンプ/一期一会」

なのです。
主人公フォレストがアメリカ大陸を何往復もマラソンする時にここを走ります。

そして、この136号線で、

「うちへ帰る」

と言って長く走り続けたマラソンを辞める場所でもあります。

僕はあと6ヶ月走り続けますが。

だから、本当はフォレストの故郷のアラバマも行きたかった。
でも、ここに来れたことはこの映画ファンにとっては大満足です!



あいにくの天気ではありますが
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大小のビューット(孤丘)が地平線いっぱいに点在している景色は壮観!

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インディアンが作った工芸品が売っていました。

売り場の方々は、皆インディアン部族で、「今日は寒いね。もう冬が近付いてきているよ」と言っています。

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あの上まで海があった時代、ここは海底だったわけだ。

何億年もの歴史を肌で感じられる場所ってすごい。



この建物はなんだろう? とある場所に入っていくと、30歳くらいのインディアンの男性が追いかけてきて話しかけてくれた。

「迷っているの? 何かお手伝いしましょうか?」

なんて優しいんだ!

「10歳くらいのインディアンの子供に会いたい」と言うと

「はい!それなら、すぐそこを曲がった所に小学校がありますよ」と教えてくれた。

あった!
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事務の方が応対してくれるが校長先生が外出中でちょっと判らないと。


この小学校は諦めて、ショッピングモールでランチを取り、モーテルにチェックイン。
荷物を下ろしたあと、近くの小学校を検索し、訪問。
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ちょうど下校時間と相まって沢山の子供達が下校するタイミングだった。
ほぼ100%インディアンの子供達。
白人もいることはいるがかなり少ない。

事務の方に話すと校長先生を紹介してくれた。
校長先生に私の希望を伝えると、快諾してくれた。
ただ、親に了承をとってないので撮影は出来ないけど、録音はいいよと。
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教室を一緒に回り、児童を見つけてインタビューをさせてくれた。

11歳の可愛いまさにインディアンの女の子だ。

とっても真面目でかつ賢そう。

そしてどんな夢を語ってくれるか楽しみだったが、意外と普通だった(笑)
でもその答え自体も私の旅の経験に深く刻まれ、とても大切なものとなった。

(音声と和訳を内容近日中アップいたします。)

【USA】モアブ(アーチズ国立公園)滞在

Stay in the Moab (Arches National Park).
2011年10月3日(月)/Mon.3.Oct.2011

プロボ以来の滞在日となります。
午前、諸事務作業をこなしてからアーチズ国立公園に向かいます。

宿の部屋を出ると駐車場の車やバイクやほとんど出かけていない。
多くの方は朝早くから公園に出かけているようです。


モアブの町から5キロほど走ると国立公園の入り口です。
 IMG_4802












入場料$5(バイク+1名:7日間有効)を支払って入ります。
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いきなり絶景!ww
空と山と大地が壮大に広がっています。

いやー、
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しかし、

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すごい!!!!  



して、こ、これは・・
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変わった形ですね。

トルコで見た、カッパドキアを思い出しました。

大自然の地形と、何億年もの歴史が織りなす4次元の世界です。


この公園の中心でありゴール的なデビルスガーデンにはキャンピングエリアがあります。
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ここでテントを張って寝たら気持ちいいだろうな!

オーストラリアに入ったらテントを使って宿泊しようと思っています☆

さらにこの先へはトレイル(山道)を徒歩で行くのですが月曜なのに、すっごい混んでいます。
IMG_4819












トレイルを歩く先には多くのアーチがあります。


おお!これだ!
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一つ目のアーチを見つけました。
「サンドデューンアーチ」
アーチのいくつかは車からも見ることが出来ます。

肉眼での景色はため息の連続です。
IMG_4829




















この岩塔の麓に人が見えたのでよく見ると、

IMG_4830





















ロッククライミング=!
これはやりたいと思わないなー。(笑)



息子がバイク乗りでね・・と話しかけてくれたおじさんが写してくれました。
IMG_4835














見事なアーチです。
IMG_4839












この国立公園で何度も興奮して連呼してしまいました!

「何だ、ここは=!」
「すげー!!」
「アメリカ=!!」意味不明。

そして、
360°地球を見渡せる「パノラマポイント」では、

「最高の人生だ〜っ!!!」

としみじみ叫びました。




さて、今日は宿に戻って明日の出発の準備をと思い、ふとバイクに目をやると、

げげ
IMG_4818





















例の場所から、またオイルがにじんでいる。。



最高の人生なんだけど、この先もいろいろありそうだ。

【USA】パンギッチ〜モアブの旅

Go to the Moab from the Panguitch
2011年10月2日(日)/Sun.2.Oct.2011

走行距離:430キロ
出発時間:9:50
到着時間:16:30
天候:晴れ一時雨
気温:25℃


どこにでも店があり、トイレも、ガソリンスタンドも、レストランも、宿も・・何でもあるのがアメリカ。
日本と同じくらい楽だなーと思いながら走ってきていたのが今日は裏目に出る日となりました・・。


朝、パンギッチの町を出る。
少々疲れが残っていたのか、プロボの友人、コートランドが絶賛していたブライスキャニオンを通過のをすっかり失念して、そのままモアブへ向かってしまった。

まあ、このブライスキャニオンもいつか家族や仲良し仲間と訪れられることを願おう。


ハイウェイに乗る前にいくつか小さな町がある。
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ガソリンスタンドがあるが、まだ200キロ近く走れると表示されているからハイウェイに隣接しているところで入れるとしよう。

あ、そうそう、燃料計は直りました!(気が付いたら)
さすが私の愛機^^
いい子です。


この辺りは国立公園が多数存在する場所でツーリング天国です!
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ハイウェイに乗りました。

順調に進みます。

燃料計がガソリンの減少を刻んでいきます。

残りの走行可能距離、100キロと表示されたので、ガソリンスタンドを見つけたら寄ろうと思う。

残、80キロとなるがない。

今までの経験だと、20〜30キロ走れば、あるんだけどなあ。

残、60キロ、(汗)

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この辺りの撮影はかなり気をもみながら写しております。

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せっかく変な形の岩山もあるのに楽しめない!(苦笑)


残、50キロとなった時、やっとガソリンスタンドのマーク発見!

ほっ。。

ハイウェイを一旦降りる必要があるようだ。
 
が、降りても一切、GSが見当たらない。
小さな標識に、10マイル先の町の名前が書いてあるだけだ。
 
ただそこにGSがあるという保証はない。

ハイウェイに戻ることにした。

さすがにもう少し走ればハイウェイ上に隣接するものがあるだろうと。

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こんな風に、出口はあるが「NO SERVICE」の場所ばかり。(悲)

まさに荒野のハイウェイ。
 

残、40キロ、(大汗)

 

残、30キロ、(滝汗)

 

残、20キロ、(涙汗)

 

ヤバいぞ〜!!

この先、20キロ走っても、GSはない可能性が高い!!

どうするか?

ガス欠まで走り続け、最悪、路肩を押しながら誰かの助けを期待するか。。

混乱しながら、高燃費走行のためスローダウンして走っていると、

「View Area」というパーキングがある。

とりあえず、少しガソリンが残っているうちに考えよう。

パーキングエリアは壮大に広がる、なんとかキャニオンを見渡せる絶景エリアであるが、今の私にはまったく関係ない。(笑)

超大型トラック(コンボイ)が3台と乗用車が3台。

一台の車の人に事情を話し、次のガソリンスタンドまでの距離を聞くと

「35マイル先にあるよ」

と。

さ、さんじゅうごマイル? 

35マイルは、×1.6で、56キロだ。
絶対にそこまで到達出来ない。

ガソリンを分けてもらえないか頼むが無いと。

その後、パーキングに入って来る乗用車やトラックの運転手に話すも誰も譲ってくれるガソリンを持ち合わせていない。

そのうち、パーキングに誰も居なくなった。

途方に暮れる、とはこの事だ。

どーっすっかなー。
完全にアメリカの道路事情を舐めてた結果だな。

反省はするが後悔先に立たず。

iPhoneの携帯も圏外になっていて誰にも電話連絡が取れない。
警察にも電話出来ない状態だ。

座り込んで考える時間が一番無駄なので、とにかく、

「行こう」

と決めてバイクにまたがりハイウェイに戻る。

最悪、ガス欠まで走りきって、路肩で次の展開を考えることにする。

すると、

・・お、下り坂だ☆

おお、これはいいな、少しはガソリンが節約出来るぞ、まあ長くは続かないだろうが・・

と思っていると、

下り坂が、続く。

1キロ、

2キロ、

3キロ、

5キロ、

10キロ!

正確には、時たまフラットになる場所や、上り坂も出てくるが、それは僅かな距離。

そう!私が皆にガソリンを恵んでもらおうと断られていた所は、ハイウェイで標高が一番、高い所だったのだ!

長い、長い、下り坂には【6%下りこう配】の標識があり、特にトラックのブレーキのフェード現象に注意を呼びかけるものがいくつもある。

さらには定期的に、ブレーキが利かなくなったトラックの退避エリアまで設けられているほどの長く続く下り坂だった。

その調子で、

20キロ、

30キロ。

きつい下り坂ではエンジンを切っているにも関わらず時速80キロで走れるではないか!

とは言っても、周りの車両は時速120キロで走っているので私はハザードを出しながら車線の右端ギリギリを走っている。

違反になるのもあるが、異物が落ちていてパンクし易い路肩は出来るだけ走りたくない。

ここで事件が起きた!

後ろから追い越し車線を走行してきた超大型トレーラーが私の真横に来た途端、

「バリバリバリ!!!!!」

凄まじい爆音を立てた!!

タイヤのバーストだとすぐに判った。

ただ、どうする事も出来ないので前方をしっかり見て、ハンドルを強く握るしかない。

次の瞬間、爆発し飛散したタイヤの破片群が目の前の視界に広がる!

そのうち、大きな塊が、私のすぐ頭上を抜けていった!

直後、一部が私の右肩にかするように当たった。

もう少し下だったら鎖骨を骨折していたかもしれない。

大きいものが頭部に直撃していたら・・、または、バイクに衝突していたら、と思うとぞっとする。

トレーラーは私の前方で急減速して路肩に停車した。

アフリカからここまで路上で、バーストしたタイヤ片を数え切れないほど見てきたけど真横でバーストされたのは初めてだ。

凄く恐ろしいことだが、実はこの時は、

「ガス欠だけしないでくれー」

と願うように走っていたので、そのままトレーラーの横を気にせず通過した。(笑)



この調子で下り坂が続けばなんとか先のガソリンスタンドまで着けるかも!!

ハザード出しっ放しのスロー走行を続ける。

最も燃費の良いエンジン回転数を探りながら。 

途中、雨が降ってきた。
タンクバッグにカバーをかけるため減速すると、後ろから軽く、クラクションを鳴らしながら減速して私の前方100mに停車する超大型トレーラーがいる。

初めはトレーラーに何かトラブルがあって停車したのかと思ったら、なんと、運転手が下りてきて大丈夫か?というジェスチャーで寄ってきてくれた。

・・なんて、優しいんっだ!(涙)

このペースで行けば、なんとかなりそうだったので、

「No, Probrem, Thank you」と私もジェスチャーを返して通り過ぎた。

皆さんは、もしも、田舎の国道でトラブルを抱えているかも?という車両を見たら、わざわざ車を停めて、話しかけられますか?

こんな優しい心の人になりたいものだと思った。

通常の走行ペースだと20キロでガス欠になるところを、ついに、56キロ先のガソリンスタンドまで辿り付く事が出来た!

まさに、

<奇跡!>


着いたー!!!
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入ったガソリン量は、
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8.9ガロン=33.85ℓ。

私のバイクはサイドスタンドを立てた状態で、34ℓを給油出来るので、タンク内には残り、0.15ℓほどしか残っていない計算になります!!!!

GSのレジで精算している時、

「あんた、さっきハイウェイの右端を下ってたね!^^」
と別の運転手から冷やかされた。


いやー、もう、今日の仕事、終了!!って感じです。(笑)

【USA】ラスベガス〜パンギッチの旅

Go to the Panguitch from the Las Vegas
2011年10月1日(土)/Sat.1.Oct.2011

走行距離:375キロ
出発時間:9:40
到着時間:16:30
天候:晴れ時々曇り
最高気温:36℃

今日はネバダ州(ラスベガス)からアリゾナを通過し、再びユタ州へ入りました。
その関係でまた時差が一時間発生し、到着した時には1時間先に行っており、夜が早くなっています。

ラスベガスは街中にハイウェイが走っているのですが、これがちょっと難しいのです。
実は昨日もそうだったのですが何度か分岐で間違えて乗り直します。
東京の首都高速を初めて走った時のように迷います。
ただ、USAのハイウェイは無料(フリーウェイ)なので何度でも乗り直しが出来ますが。

べガスから、アリゾナに向かう途中のハイウェイはバイクが一気に多くなる!

こんなタイプもよく見かけます。
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これ、日本でも認可されたんでしたっけ?
国土の広いアメリカでの移動ではもってこいのバイクトレーラーですね。
荷物が多くなりがちなタンデム(二人乗り)ツーリングも苦ではないでしょう。

コワオモテグループのツーリングにも出くわします。
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中には、中指おっ立ててる人も居て、全員ノーヘルです。
彼らのアイデンティティなのでしょう。(笑)

ノーヘルのためもあり、皆、運転は慎重で紳士的です。



ザイオン国立公園。
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立ち寄ったレストランにバイクが数台。
アメリカのあちこちからツーリングに来ています。

そして!
このレストランのメニューに「ライスボウル」(丼モノ)シリーズがあるじゃないですか!

悩んだ結果、

「ビーフテリヤキドン」

を注文しました。

すると、店員が私に聞きます。

「エビか野菜か天ぷらが付きますが、どっちですか?」

なぬ? サイドディッシュ?と思い

「エビで」と頼むと・・

写真













天丼にテリヤキのビーフが乗っとります。。

これねー・・(笑)

別々にしてもらうととても美味しいものだったと思います。

一緒なので、よくわかんない味になってました。

あー、もったいな!





いや、しかし!ザイオンをなめてました!
ごめんなさいっていう感じなくらい。


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スゴイ!!

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デカイ!壮大!

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超巨大な岩山の芸術の公園なのです☆

今日の宿場はバンギッチという町です。
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とてもとても小さな町で、モーテルしかないような所です。

私も今日は静かに寝ます。(笑)

あ、でもこのモーテルにレストランも売店も何もないので食料の買い出しに出かけたら、近くにインデアンが作る土産物屋さんがありました。

先住民の方とコミュニケーションとれないかなー。







【USA】ヨセミテ国立公園〜ラスベガスの旅

Go to the Las Vegas from Yosemite National Park
2011年9月30日(金)/Fri.30.Sep.2011

走行距離:770キロ
出発時間:6:30
到着時間: 19:00
天候:晴れ時々曇り
最高気温:36℃
最低気温:3.5℃


今日は過酷だ!(笑)
何故かというと、オイル交換の時期なので今日、向かうラスベガスのBMWディーラーに是非、寄りたい。
例のエンジンケースからのオイルにじみも修理できればと思うところ。

べガスのディーラーに整備の予約の電話を入れると16:00までに到着してくれれば出来ますと言う。

ヨセミテ国立公園を通らず、来た道を戻って山を下れば、べガスまで5〜6時間ほどで到着できそうなのだが、せっかくここまで来たのだから是非、ヨセミテは通過だけでもしたい。

そう考えると、10時間コースの道のりとなり、逆算すると宿の出発は早朝6時台。

5時に起きて出発準備。

アフリカではよくこの時間に起きて出発したもんだな、と真っ暗な星空を眺めながら荷物を積載する。

バイクを宿から発進させるころ、昨夜、食事に誘ってくれた皆さんが眠気眼で朝食会場に向かうところだった。

口々に、

元気で!

気を付けてな!

と励ましの別れの言葉をかけてくれる。

外は寒いが温かい心でスタート出来る瞬間だ。



国立公園の敷地内に入る頃、朝陽が差し込み始める前。
(入場料$10:7日間有効)
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白靄と森林のコントラストが美しい。

先を急ぐため、途中停車は一切せず、一気にシェラネバダ山脈を駆け抜ける。

山の上は3〜4℃で寒い!!


撮影画像はすべて走行しながら。
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数枚、良い写真が取れて良かった^^
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WTN-Jの小口さんが出発前に何度も言ってくれた言葉は、

「山ちゃんの旅は今回は下見だと思って気楽にね」

と。

このお言葉のお陰でタイトな旅程に無理矢理、スケジュールを詰め込むことをせず来たことが大きなトラブルなくここまでこれた理由だと思う。

ホント、いつか大切な人達と共にゆっくり周りたい。


今日は、今までにない道に驚く!
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写真で判りますか?
すっごいアップダウン。
まるでジェットコースター。
これにキツいコーナーが続くところも。
そこはまるで、アメリカでのモトGPコース、ラグナセカのコークスキュリューです!
(走ったことないけど(笑))



その後はずっと、こんな感じ。
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今日は3〜4時間に一度の割合で停車休憩。

我ながら耐久力だけはあるなと思う。(笑)

工事中が二回あって各20〜30分待たされる。
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ペース配分が上手く出来てたので焦らずに済みました。


昼飯も食べず、走り続けること9時間30分。
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ついにラスべガスのBMWディーラーに到着〜!!

すぐに整備に取りかかってくれました。
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最後にはしっかり洗車まで☆ (嬉)
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ちなみに写真の彼は3年前まで大阪ナンバの英会話NOVAの先生をしていて少し日本語を覚えていました。


整備を待つ間、ショールームへ
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さすがアメリカ。
ハーレーの希少車を展示販売していました。
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南アフリカのディーラーでも見たポスター。
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このイワンとチャーリーの旅の映画はバイク好きな人のバイブルになりつつあるね。




整備完了!
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エンジンからのオイル漏れも完璧に直してくれました。

「スクリューガスケット交換」と明細に記載されています。



べガスへ来た目的が果たせてほっとしたところで宿へ向かいます。

カジノホテル群が見えてきた!
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べガスは過去に1〜2度?(覚えていない(笑))来たことがあったので特に街を歩こうとは思っていませんでしたが有名な噴水ショーがやっていたので少しだけバイクにまたがったまま見てました。
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すると何人かから写真をとられたり、話しかけてくれる人がいます。

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この彼はセルビア人で地元ではBMWの1100ccのバイクを乗っているとのことで仲良くなりました。
フェースブックで交流しましょうということに。

かのトランプタワーは健在です。
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いつ見てもこの金ぴかのセンスはすげーなーと。(笑)


今日の宿は4500円と手頃だったので町外れのモーテルかと思ってたら・・
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中心地から2〜3キロほど離れていますがダウンタウンのカジノホテルと作りは一緒でした!
すごい人で、チェックインに30分待ちました。

プールもカジノ、ショースペースも夜遅くまで盛り上がっています。
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私は一人で出かけるほどまでは興味が無いので、ブログを上げて旅の準備をしたら今日は疲れたので寝ます!


【USA】ノバト〜ヨセミテ国立公園の旅

Go to the Yosemite National Park from the Novato
2011年9月29日(木)/Thu.29.Sep.2011

走行距離:300キロ
出発時間:9:30
到着時間: 16:00
天候:晴れ
最高気温:35℃

実は昨夜のガーデンディナーで、マットが用意してくれたカルフォルニアワインを頂いたのと、バトルマウンテンからの長距離移動のため、ブログのアップも出来ないまま眠ってしまいました。

今は息子達は家を出ているので空いている部屋を使わせてもらったのですが寝心地が最高に良かったです!

出発の準備をしていると、

「滞在を延長できないのー?」

っと二人が言ってくれますがいつもの如く、先を急がねばなりません。

庭のプール&スポーツコートサイドで。
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まさに私の理想とするご夫婦です。
そしてこの二人、益々若くなっているんですよねー!



「私、バイクに乗った事がないのー!」
と言っていきなりまたがってました。
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カッコイイ☆
いつかマットをバイク乗りに引き込もう。

お二人がずっと私の出発を見送ってくれました。

実は来月、仕事でまた会うので、「See you soon!」です。


ノバトは最高に良い天気だったのに、わずか20キロ走っただけで・・
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「霧のサンフランシスコ」とはよく言ったものですね。
ゴールデンゲートブリッジにさしかかった途端、絵に描いたような景色です。


今日、もう一人、会いたかった方に会えました!!

サンフランシスコ湾に面したフィッシャーマンズワーフ近くのカフェで。
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セカンドハーベストジャパンの和田さんです。

私の活動を見て、知って、応援したいと感じて下さった方がジャストギビングを通じて送られる寄付先のNPOがセカンドハーベストジャパンなのです。(セカンドハーベストジャパンhttp://www.2hj.org/
昨年の11月にもこのサンフランシスコでお会いしたので約一年ぶりです!

和田さんはUSAの大学院でチャリティを研究され、今年ご卒業されました。
現在はUSAで新たに立ち上げられたセカンドハーベストアジアを担当して日本のサポートも行っていらっしゃいます。

今回もいろいろとセカンドハーベストジャパンの涙ぐましい活動の報告を拝聴させて頂きました。
3/11の震災後、なんと、100回以上も被災地へ食料を積んでトラックで通ったそうです。
6ヶ月の間に、100回って・・。
信じられない活動のペースです。
まさに本当に尊敬に値するボランティア団体です。

あらためて、自分の活動がもっと役に立つことを強く願う気持ちになりました。



ベイブリッジを背に、お互い活動の健闘を誓いあって記念撮影。
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それを通ってヨセミテに向かいます!
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ゴールデンゲートブリッジと違い、立体(二段)になっていて、サンフランシスコから出る時の景色はイマイチ。


ついに、グローブが・・
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親指の所に、穴があいた。。
酷使してますからねー。
あと6ヶ月もってくれよー。


今日はハイウェイを下りてから、下道を長く走りました。
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田舎の国道も気持ちイイ☆


ヨセミテに向かう山道に入った所です。
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緑緑しさが増して、美しくなってきます!



宿はマリポサという町で確保出来ました。
(USAではアメックスさんが探してくれてます。)
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西部の古き良き時代を彷彿させる町並です。


モーテルにチェックインすると、
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ごっついバイク野郎達4人組がいます。

囲まれてしまいました。。

すると、

「おいっ!」







「飯、一緒に喰いにいかない?^^」

ということで、
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アメリカン&ビッグクルーザーバイクに混じってレストランへ移動。
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楽しい一時をご一緒させて頂きました。
右から、クレイグ、ビル、ブルース、ソルターです。
聞けば皆さんすでにリタイヤされてバイククラブの仲間で5泊のツーリングの旅だそうです。

素敵な人生を謳歌されています。

そして、なんと、私の分を皆で出し合ってごちそうになってしまいました!
なんでそんなに親切なのですか=!(感涙)

そしてここの食事は、びっくりするほどチキンが美味しかった。

謎のおじさんが私達の食事をナナメ後ろからじーっと眺めている。
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すると、私達、全員分の飲み物をおごってくれた。(笑)

理由?
そんなの何もなかったようですよ(笑)


この町でアメリカの人情と言うか、「粋」を見せて、感じさせて頂きました!

【USA】バトルマウンテン〜ノバトの旅

【USA】バトルマウンテン〜ノバトの旅

Go to the Novato from the Battle Mountain
2011年9月28日(水)/Wed.28.Sep.2011

走行距離:690キロ
出発時間:7:50
到着時間: 15:30
天候:晴れ
最高気温:35℃

今日は友人宅があるカルフォルニア州のノバト(NOVATO)に向かう。
ノバトはサンフランシスコから車で40分くらい北へ入った住宅街。

こちらも最初は仕事がきっかで今は家族同様の仲良しで毎年訪問しているお宅です。
そこへバイクで行く夢が実現する日が来ました!


ハイウェイ80号線をひたすら西へ走ります!
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「どこまでも続くよ♪」は線路だけじゃなかった。
アメリカでは列車自体がどんだけ、長いんだ!!!


ネバダ州の特別法だそうで、3連結トレーラーです。
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ランチで立ち寄ったレストラン前の駐車場
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いわゆる「コンボイ」がズラリ!
まさにアメリカ!



今日はハンバーガーは食べないぞ!と思い普通のレストランを見つけて入ろうとすると、
「ごめーん、店じまいなのー。この先はバーガーキングしかないよ」
と・・

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アメリカでは初の「ワッパー」を食べました。

今日もハンバーガーです。
そろそろ飽きてきたな=。



ついに!
NOVATOへ到着!
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静かな高級住宅街というだけで一切、見所はありません。(笑)


初めて来たのは1995年。
以来、ほぼ毎年来ているのですが、
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マット&リサ夫妻宅☆

バイクで来るという16年越しの夢がついに叶いました!


「なんて地球は小さいんだ!!!!」


着いた瞬間、口に出た言葉がこれです!



到着後、すぐにシャワーを浴びさせてもらってから、こちらのご家族と語っていたらあっと言う間に暗くなっていました。

お互い会う事をとっても楽しみにしていた家庭です。


マットがやたら外に出入りしてんなーと思ったら、
ガーデンディナーを用意してくれていて感激!!
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右からリサ、次男ローニー、リサのママ、マット。
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今日はマットの手料理でした!!!
暗くなってからの撮影なので上手に写せませんでした。・・が、
何これ=!?☆♪
というほど、超分厚いステーキがメチャメチャ旨かった〜。。
ひょー。


実はすんごい豪邸なのです。
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ナイトガーデンビューが素晴らしい☆


食事後、夜の庭で犬のベリーと遊びました。
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こいつが、めっちゃ人懐っこくて超=可愛いんだ!



さすがアメリカの犬。
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ブルーアイです。(笑)



一瞬、自分の家に帰ってきたかの錯覚になったほどリラックスしました。

「Tatsuya, 英語が上手くなったねー」

と何度も褒められました。

どんだけしゃべれなかったかを知っているからね。

でもここに来る時のガソリンスタンドで、

「30L(サーティリッター)」

と行ったら、

「ソルトレークに行くの?」って言われた。

あーあ。
 

【USA】プロボ〜バトルマウンテンの旅

Go to the Battle Mountain from the Provo
 2011年9月27日(火)/Tue.27.Sep.2011

走行距離:560キロ
出発時間:9:45
到着時間:16:00(時差ー1時間)
天候:晴れ
最高気温:30℃


ユタ州プロボを離れ、ネバダ州のバトルマウンテンを目指します。
なぜ、そこへ向かうのかというと、知人宅があるカルフォルニアのノバトに行きたいのですがプロボから1200キロ以上あるため中間地点で停泊ということなのです。

再度ソルトレイクを通過し、ハイウェイ80号線に入り、少し走ると、スーパーバイク世界選手権レースが行われるソルトレイクサーキットが見えてきました!
今回は通り過ぎただけだったが、いつかここもゆっくり訪問したいと思う場所。
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さらに、いつか走ってみたい☆



そして・・
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どんだけ走っても真っ直ぐ========!
ずっと、ずーーーーっと、こんなんで、とっても眠くなります。

路肩で記念撮影。
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ではなくて、眠くて寝ているのです。
次のレストエリアまで持たへんって。


何か目が覚めるような景色が出てこないかなー、とふと空を見渡すと・・
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な、何?
なんか、飛んでるぞ!
UFOか?


停車しして、撮影と、双眼鏡で確認!

これじゃ!

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!! 

・・うーん、 これは、なんなんだろうね〜。
浮かんでいて動かないのよ。
それも二機いた。

誰かご存知?
CIAか、NASAに連絡したほうがよかった?


ソルトフラットが見えてきた!
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あたり一面真っ白、塩の大地の国立公園です。
北米最大の乾燥塩湖と言われています。

この公園内に、車やバイクの世界最高速を競いギネスブックに登録されるイベントが行われる「ボンネビルレースウェイ」があります。

レース場入り口にある「ソルトレイクカフェ」
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店内にはレース参加者の写真が所狭しと掲示されています。
時速500キロとか、600キロとか出しちゃうんですよ=!

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いつか、これにも参戦してみようかな・・(笑)
やっちゃう?

ネバダ州に近くなったこともありメキシカン料理がメインだった。
タコスを注文。
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これにドリンクが付いて、$6。(460円)
かなりのボリュームで完食できません!

なんか、また、エライもんが走っとんな〜(笑)
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なんじゃ、これ=!@@
眠れなくなるので、深く考えないことにします。(笑)


やっと、到着したバトルマウンテンの町。
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人口4000人足らずの静かな町です。
でも、しっかり、カジノがあるんです。
そうなんです、ここネバダはカジノOK、そして売春OK、法人税ゼロ、というアンダーグラウンドを含めたビジネスに寛容な州なのです。
ちなみにラスベガス、リノはネバダ州ですね。


町のサインがありました。
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とても寂れている感じがします。

え?
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「移動式家屋販売」と英語で記されたところに展示されていました。。



長距離貨物列車が佇んでいます。
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宿(モーテル)についてフロントの兄ちゃんに町のツーリストマップが欲しいというとそんなもん無いよ、みたいな感じだったのでこの町って見所あるのか?と思っていたところ、グッドタイミングで友人たまちゃんから情報が飛び込んできました!

そこはネイティブアメリカン(インディアン)の居住地だよ!って。
ということで地図を確認するとコロニー(集落)が掲示されいるではないか!

行ってみると・・

ありました!
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インディアンのお家です。
意外と普通。
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もし子供に出会うことができたらインタビューしたいと思い、しばらくまって居ましたが住人の方と会う事ができませんでした。

本当のアメリカを感じるためにはインディアンの方々と触れ合うことでしょう。
是非、そんなチャンスに期待したい!


さー、明日はカルフォルニアだ!
と宿に戻ったところで、ふとバイクを見ると、
写真 3























見てはいけないものを発見してしまったww


エンジンからオイルがにじんでいる。。


えーっと、





見なかったことにしよう。

【USA】イエローストーン国立公園〜プロボの旅/子供インタビュー・滞在

Go to the Provo from the Yellow Stone National Park
2011年9月26日(日)/Sun,26.Sep.2011


イエローストーンを出発しソルトレークの先のプロボへ向かいます。
通過する州は、モンタナ〜アイダホ〜ユタです。

アイダホではハイウェイ脇で、ウシ、ヤギなどが沢山放牧されています。
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なのでハイウェイ上で跳ねられている家畜も・・。



相変わらずツーリングライダーは多いのですが、ハーレーをぶっとばしながら私を抜いて行く女性が超かっこよかった☆
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ソルトレークまではまだまだ!
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州の境界はこれだけ。
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ここからユタ州です!


街が見えてきた!
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ソルトレイクシティです。
2002年冬期オリンピックが開催されたとても美しい街です。


街の中心地の観光名所。
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モルモン教の総本山寺院です。


NBA(全米プロバスケ) ”ユタジャズ”の本拠地です!
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<エナジーソリューションアリーナ>

コンベンションセンター
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私は仕事でほぼ毎年訪れている場所なので、迷いません!(笑)



そして、いよいよプロボへ!
ユタ州、3番目の規模で人口は10万人。
「全米一住み良い街」(過去十年総合)と評価されるほど美しく、人は優しく、私が大好きな街です。

山の中腹に「Y」の字が見えますか。
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YAMADAのYです。

じゃなくて、ブリガム・ヤング大学のYです。
この山の麓に名門大学のキャンパスが広大に広がっています。


この街ではここへ来ることが目的でした!
街の中心地にそびえ立つビル。
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私の会社が代理店を行う会社の本社ビルです。
こちらの仕事をするようになってもう、19年。早っ!
いつか自分のバイクでここへ来たい!っという夢が叶った瞬間です。

「ほんとに来ちまったよ!!!」
「なんて人生は面白いんだ!」
「ひゃっほー!!」

なんて、独りで盛り上がって撮影していると、青&赤のフラッシュ灯を光らせながら警察がやってきた!

「そこは駐車禁止だよ! バイクを移動しなさい」

とスピーカーで言う。

やっべー! と思っていると、

「カメラ貸して。写真を撮ってあげる」

と言って撮影してくれたのが上の写真。

このシェリフと一緒に写真を撮りたかったが、
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スタスタ行ってしまった。。
流石、ユタ州!
優しい人が一杯!!


そして夜には友人のコートランドと待ち合わせをして子供インタビューため、近所のお宅にお邪魔する。

パパはハイチ出身。ママは地元ユタ/USA。
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みんな男の5人兄弟が超かわいい!
そして尊敬すべき素晴らしい家族だった!

その後、コートランド宅へお邪魔してお茶。
奥さんのタリッサとは初対面だけどそんな気がせず語り合う。
一年前まで日本に住んでいて私の自宅から徒歩5分のご近所さんだった。
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その後、夕食へ。

何が食べたい?とコートランドが言うので、プロボに来ると行きつけの美味しい和食屋「Happy SUMO」をリクエストし到着するが既にクローズ・・。

日曜の夜のプロボは殆どの店は営業していないか、ファーストフード店くらいしかやってない。
22:00でも営業中のファミレスがあったので飛びこんだ店の料理が意外や意外。
おいしかった☆

久ぶりの再会だったので夜更けまで語りあった。


2011年9月26日(月)/Mon.26.Sep.2011
 
月曜の今日は午前に会社を表敬訪問。
ビル前にバイクを停めてたら、まーた、パトカーが来て注意された!
さらに今日はナンバープレートについても聞かれる。

ポリス「このナンバープレート、何?!!」

山「インターナショナルナンバーですよ」

ポ「へー・・」

他国では特になかったのがUSAではこのナンバープレートについて言及する警官が多いです。

会社のCEOと会い、談笑がてら、ここまでの9ヶ月の旅を報告。
彼もバイク乗りなのでとっても話しが盛り上がった!


役員室のベランダに案内されるとビルの隣の敷地で大規模な工事が行われてる。道路ごと買い上げて新しいビルを建てている所で、完成は2013年夏頃だとのこと。


昼ご飯タイム☆
和食が喰いたいよ=!!とのことで・・
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コートランドと行った店は「出前」。
プロボには、和食屋が数件あるんです!



注文したものは・・
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かつカレー!v( ̄∇ ̄)v
味は、まあまあ、でした。
以前より、美味しくなってる☆

そしてそして、夜は会長ご一家が食事に招いてくれた!
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ニューヨーク上場企業の創業者で桁外れの本当の億万長者です。

いつものことながら良い気と、そして、今日は今まで感じたことがないほどの強いオーラを頂きました。

それにしても、何歳になっても活力があること、そして、その矛先が社会への貢献ということに集中していることに強く感銘を受けるのでした。

実は私の人生が曲がったまま行かなくて済んだのは彼のお陰。
私のとっての最高、最強のインフルエンサーです。

ちなみに彼は今、USAの大統領選に立候補している共和党のミット・ロムニー氏の大親友!
ロムニー氏は現在、最も大統領に近い人の一人。
一応、お世辞にも彼は私のことを、友人と呼んでくれるからもしロムニー氏が大統領になったら、

「俺の友達の友達は大統領だぜ」

って言えるな。



誰も信じないだろうな。

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【USA】ビュート〜イエローストーン国立公園の旅/滞在

Go to the Yellow Stone National Park from the Butte
2011年9月23日(金)/ 23.Sep.2011

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走行距離:440キロ
出発時間:9:50
帰着時間:22:00
天候:晴れ
最高気温:25℃
最低気温:8℃
最高標高:2500m

シアトルから西へ向かっていた進路を変え、北米大陸を南下して行きます。


これこれ!この機械!
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農場に水を散布する機械でいままでヨーロッパからも見てきたのですがアメリカのはハンパ無くデカイ!(長い?)


ツーリングライダーが増えました!
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このイエローストーン近辺はバイクツーリングのゴールデンルートなんですって!

こんな風景があちこちで。
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渓流釣り好きの人にはたまらんだろうなー。

ニジマス釣りが有名みたい。


今日の宿に着き、荷物だけ下ろしたらすぐにイエローストーン国立公園に向かいます。
ビュートの街から国立公園手前の宿までは200キロほどで早かったです。
公園西口入り口にある町、「ウェストイエローストーン」に中華レストランがあったのでバンクーバー以来のラーメンとチャーハン。
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四川ラーメンだったので辛!
チャーハンはご飯が、なんか、丸いんです(笑)
やっぱ、米は日本の米に限るね!!


西口ゲート入り口です。
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入場料:バイク+人=$12。安くないけど7日間有効なのはいいね。


その広さは東京23区の4倍以上の面積!(約9000平方Km)
公園内に入るといきなり、車が数台路肩に止まって人が出ている。
見てみると、
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バイソン!
さすがアメリカです。
かなり至近距離で撮影できました。


少し離れたところに群れているものも見れます。
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これは鹿じゃなくて、
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エルクのメス? だと思います。

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あちこちで見る事ができました。


イエローストーンと言えば間欠泉!
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日本の温泉地域のような硫黄の匂いが立ち込めています。

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どっかーん!!!

ぶほ、ぶほ、吹いています!




国立公園の中央に位置するのが、その名も!
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「イエローストーン湖」
まんまです。


この周辺にも湧き水(湯)、ガスがあちこちから噴出しています。
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これは「Black pool」と呼ばれるほど永遠かと思うほどの透明度です。



素晴らしい夕日に思わず、かっこつけたくなりました!
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こんな素晴らしい夕日はどこぶりだろう。
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大切な人と分ち合いたい瞬間。
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感動を共有したいシーンがめくるめく訪れるのです。



完全に夜中になりました。といっても22:00ですが。
星が見たくて、幹線道から少し外れたまったく人気のないところにバイクを停めて、キーをOFFにしました。

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満天の星空とはこのこと!

ヘルメットを脱いで、見上げた瞬間、

「うぉー!!」と思わず声を上げてしまいました。
しかも、何度も!(笑)

天の川がハッキリと、太く、長く、見えるのです。
(画像では全然、判りにくいのが悲しい。。)

これなら毎日、彦星と乙姫は会えるじゃんと思う。

まさに奇跡の夜空。

中国のタクラマカン砂漠では日没が遅かったためこれほどの夜空を見ることが出来なかったので、ここで人生最高の星空を見れて大満足です。

同時に、身体中に何かが染み渡る感じがしました。


2011年9月24日(金)/ 24.Sep.2011
走行距離:160キロ
出発時間:11:30
帰着時間:19:00
天候:晴れ
最高気温:28℃
最高標高:2650m


お昼前に宿を出て、今日も国立公園に突入!

「Gibbon Falls」です。
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滝や渓谷は日本でも見れますが、そのスケールは比類ない大きさです。
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「Artists Paintspods」
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白濁泥の中からガスがボコボコと吹き出し不思議な形状を作り出している。

パーキングエリアに戻ると、バイク乗りの夫婦が
「あなたのバイクの地図見たよ。長旅なんだねー!」と。
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このご夫婦、ご自宅がここから30キロという地元民で毎週ここに来ているらしい。

「動物が見たいんだけど」と言うと親切に教えてくれたのでそこに行ってみる。

が、

相当な距離を走るもなかなか居ない。

思い切ってダートへ入ってみる。
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「おーい、熊〜。くまちゃんよー」

何度か、呼ぶんだけど、見当たらない。


後ろにいたりして!
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居ないね〜。


でも!
本日のラストには、エルクの群れに出会えました☆

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イエローストーン国立公園のかなり北のエリアまでやって来たせいか行き交う車が減ってきた。


陽が傾きかけた頃、視界に広がる景色に驚く。
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まるで、「木の海」
その中にすっぽりとクレーター状の穴が空いている。

崖の部分はグランドキャニオンのようだ。



さて、そろそろ、宿に戻ろう。
ここから100キロ以上あるから、今日は暗くなる前に戻りたい。

明日はソルトレークの先のプロボという街へ向けて600キロの走行だ。


などと、考えながら走っていると・・
時速80キロくらいで走行中のバイクが、一瞬、「息継ぎ」をする。

なんだ?

この症状は初めてだな。

と思いつつ、そのまま走っていると、また起こる。

エンジンが一瞬、停まる感じ。

電気がカットされているのか、燃料が行っていないのか。

燃料計ランプは点灯してないのでガス欠ではない。

一旦、バイクを道端に停めてバイクをチェックするも最新の電子制御のマシンはちょっと見ただけでは判らない。

電気、コンピューター系のトラブルならお手上げだ。

とりあえず、再起動のようにエンジンを掛け直してエンジンをふかす。
この状態では、まったく問題がない。

「おいおい、頼むよ、ヒーロー君!」

実は、だいぶ前からこのバイクには名前が付いていました。(笑)

バイクをナデナデして発進し走行すると、また症状が発生!

今度は息継ぎの時間が長い。コンマ5秒ほどの間、加速しなくなる。

最初は、2〜3分に一度の割合だったのが、

1分に一度、

30秒に一度、と酷くなり、

ついに走行中、エンジンが止まった。

惰性がついているのでそのままセルを回すと掛かる。

それを2〜3回したあと、完全にエンジンの息の根が止まった。

セルを回してももう、再始動しない。

惰性の力も、登り坂途中で終わり、路肩がないので道の右端に寄せて停止した。

私の頭の中のイメージでは1985年の鈴鹿8耐で平忠彦選手のマシンがトップを走りながら夕闇の残り30分でマシントラブルでピットウォールにバイクを停車させてのと同じ気持ちだった。
(レース好きの方でないとわかんない話しでスミマセン。。(笑))


ううぉー! ちょ、ちょっと待てよ=!!
こんなところでエンジンストップしてどうすんだ??

かなり焦る。

まず、落ち着こう、落ち着こう。

あれこれ対策を考えてみる。

プラグ交換か、手持ちのスペアパーツ類の電気系の部品交換で直るのか、もし直らない場合、明日、プロボまで行けない、

・・というか、ここから100キロ以上離れている宿までどうやって戻ればいいんだ?

通過する車も少なくなり、周りは森。
そして暗くなり始めている。

くーーーーー。(辛)

今までこんなに絶好調で走ってきてくれたのに。

やはり50000キロを越えたことで知らず知らずのうちに相当な疲労がバイクにたまっていたのか・・。

などと考えてながら、ふと、思う。

しかし、こんな簡単に突然、エンジンが止まるのはおかしい。

電気系もなんの前兆もなかったし。

もっと単純なことが原因ではないか、と考えてみる。

走行距離計をみると、350キロだ。
やっぱり、ガス欠?
再度、そこを疑ってみる。

でも、燃料切れランプはついていない。

念のため、燃費を計算してみると、今まで1リッターあたり27キロ走っていたのが、22キロ程度しか走っていない状態になっているとしたら、ガス欠だ。

メインタンク、16リッターを使い切ってしまっていることになる。

祈るような気持ちで、サブタンクのコックを切り替えて、メインタンクへガソリンを送り込み、再びセルを回してみる。




と、





と、





ブルルーーーーーン! 一発で始動ヾ(^0^)ノ

原因はただのガス欠でした。
そして故障箇所はエンジンや、電気系統でなく、

「燃料計」です。

まあ、50000キロも走ってきて燃料計くらいは機嫌が悪くなるくらい良いだろ!と思いながらほっとし、その後は無事、宿まで到着することが出来ました。


あー、木の海に溺れないで良かった。


でも、満点の星空の下で、野宿も良かったかも?! 

・・なんて無事だったから言ってみる。

【USA】スポーケン〜ビュートの旅

Go to the Butte from the Spokane
2011年9月22日(木)/ 22.Sep.2011
no title












走行距離:490キロ
出発時間:8:30
到着時間:15:30
天候:晴れ
気温:25℃



 今日はワシントン州からアイダホを通過し、モンタナ州へ向かいます。


昨日に増してどんどん、景色が良くなってきました!!
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良い画像がなくご紹介出来なく残念ですが、美しい景色に沢山出会えています☆

やっぱ、アメリカ、いいわ。(笑)
過去に友人が、アメリカの真ん中(海岸線でない)は「何も面白くないよ」と言ってたけど、何が、何が。
素晴らしい!


ハイウェイでは面白いものが沢山見られます。

おーっと、すんごいスリップ*効かせてんなー、なんて思ってたら・・

(*スリップストリーム=レース時において、前走車の真後ろを車間を開けずに走行することにより、少ないパワーで走行する技術。)
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繋がってました。
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これ、最新型のお金持ちのキャンピングカーですね。
モーターホームがキャンプ地で足にする車を運んでいるわけです。





何!? 何が走ってんの??!!
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家かよ!!(笑)
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やっぱアメリカ!
運んでいるものもスケールでかいな!


でかいと言えば、トラックも皆、こんなのです!
かっこいいー☆
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やっぱアメリカはハーレーが似合うね。

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そしてまた皆、きさくなんですよっ^^
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今日、到着した町はビュート(Butte)という町です。
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人口、3万人の「今」は小さくなった町です。


モンタナテック大学入り口。
時間があれば中の博物館に入りたかった。
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創設者と思われる銅像の目線の先には・・


街並を一望できる山の上に白いものが見えますか?
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ズーム!
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さらに!
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これ!

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レディ・オブ・ロッキー像。
全ての女性と母親に献ずるものだそう。

丁度、私の今日の宿がこの麓にあり、とっても「気」がいい気がしています。


そして、この町は1900年以前から始まった鉱山で栄えたのでした。
最高に栄えた頃は11万人を数えたそうです。

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町のあちこちに、もう使われていない採掘鉄塔が残されています。

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そしてここ。
町を一望出来る丘にあるメモリアル。

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1917年、鉱山内の火災が原因で168名の坑夫の尊い命が失われました。

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今も全米で最悪の鉱山事故として教訓のために残されています。


労働者が世界中から集まってきていたのです。
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亡くなられた方、全員の名前が彫られています。

家族のために遠い外国まできて働いたお金を送ってたんでしょう。

家族の元へ戻りたかっただろうな。

涙と共に冥福を祈りました。


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僕は必ず帰ります。

和光小学校 岐阜市立鶉小学校

世界各国の子どもたちの声をお届けします。

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