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#WORLD DREAM TOURING

“世界の子供の希望と夢を発信します”

Senegal(セネガル)

サンルイ(セネガル)〜ヌアクショット(モーリタニア)の旅

2011年4月12日(火)

今日は20カ国目のセネガルを後にし、21カ国目モーリタニアを目指して走ります!☆


朝、サンルイのホテルを出発する時、トラブル発生!
昨日、私のバイクを敷地内にしまってくれたのはいいが、朝になるとガレージの扉の鍵がなくなったらしく大騒ぎしている。このあたりアフリカ人らしさの楽しい所(笑) 
その後鍵が見つかり、目標の7:30から少々遅れて出発!

サンルイから目指した国境はdiamaという町。しかしここまで行く道が何本かあり、私がチョイスした道を行くとコンゴを彷彿させる悪路。。
辺りに人も歩いていないことからその先に進む事を断念。
この旅で初めて引き返した。

多くの人が利用する、ロッソの国境に行くしかないか・・。

と考え幹線道まで戻り、ロッソへ向かい始めたところ、「diama」の標識がある!
再度、挑戦。
その道はとってもきれいで広く、あっと言う間に国境に到着した。

この国境の「diama」という町は、セネガル側と、モーリタニア側の両方に同じ地名が二つある珍しい場所だと国境係官が教えてくれた。

セネガル側の国境ではイミグレーション(入国)、カスタム(税関)でストレスなく各作業が終了。ただし、イミグレでは手数料(賄賂?)10ユーロ請求あり。また、セネガルはやはり最近になってカルネが必要となったようでこの出国のカスタムでもしっかりカルネへの押印と、入国時に作成したパサバン(一時輸入許可証)の回収を行った。

このセネガルを離れるともうセーファーフラン(CFA)は使わないのでモーリタニアウギアに両替を行う。レートも悪くなかった。
また運良く?出発しようとした時に保険屋が声をかけてくれモーリタニアで有効のバイクの保険に加入する。(10ユーロ)
本当に全てが完了と思い橋を渡ってモーリタニアへ行くところで橋の通行料金を徴収される(10ユーロ) 新しくて立派な橋だった。ロッソ国境で船で渡る煩わしさを考えると当然のことながら橋は簡単でいい。

モーリタニア側では、イミグレーションでパスポートへのスタンプ、カルネへのスタンプともに手数料10ユーロづつの請求があった。国境での作業が完了し、ヌアクショットへ向かって5キロほど走るとポリスストップがありこのエリアは国立公園内なので通行量10ユーロですという。何故か、半額にしてくれた。

そんなこんなで、噂には聞いていたが、ここの国境は結構、お金が掛かる。ただ皆さん人は良く、お金さえ払えば時間も全くかからない。国境によってはえらく手続きに時間をかけられたりするところもありそれは急ぐ身にとっては勘弁してほしいところなので、このディアマは短時間で済んで良かった。

ただ、このdiama国境経由でモーリタニアに入国したのはいいがその先ヌアクショットまでの道が手元の地図に全くなく人に聞きながら走ることになる。
モーリタニアは世界で最も人口密度の低い国のひとつということが納得できるほど人が居ない。そういう意味でもアフリカらしくない一面を見せられる。

今までは道に迷ったら聞けば良い、バイクを倒してもし起こせない状況になってしまったら、助けてもらえばいい・・などど安易な考えを心のどこかで持っていたがこのモーリタニアでは通用しない。

分かれ道があって道に迷う可能性があっても自分で判断していくしかない。
二時間、100キロ弱の間、後続車、対向車、村人がいない・・そんなところは走っていて極めて不安になる。

また、深い砂の箇所もさらに増えてきた。
スタッグしたら最後かも・・なんて考えながらその危険性がある場所のアクセル操作は命がけだ(笑)

心拍数が相当上がり続けた区間がやっと終わり幹線道に出た。
その後はヌアクショットまで早かった。

未舗装路は100キロ区間で3時間かかり、幹線道は250キロ区間で2時間半だった。


ヌアクショットに向かう幹線道の左右に、今までとは違う大きさの動物がいる!

「おおっ! ラクダだ!! デカイ!」

バイクを停めて写真撮影開始!

最初は珍しく、嬉しかったのですが、その後もラクダだらけで、ヌアクショットに近付くころにはラクダ、もういいですという感じでした(笑)



国境付近では気温が38度くらいだったのが、ヌアクショットに向かう幹線道は大西洋からの海風の影響で一気に涼しくなる。気温は26度くらいまで一気に下がり、かなり快適♪

それにしても風がすごい!バイクが斜めのまま直進する。

そして「砂の国」とタイトルをつけたくなるほど強い風と共に舞う砂が、首、手首などに当たって痛い。

そしていよいよ「ブラックアフリカ」が終わり「アラブアフリカ」の始まる。黒人ではない警官、国境係官、そして村人。ターバンを巻く人がとても目に着く。


ヌアクショットの街に入りホテルに到着。
【ホテルHALIMA 70€ フル完備(冷蔵庫なし)無料Wi-Fi】 

ここでもホテルレセプションに入るやいなや、受付の女性が笑顔で、

「Mr,YAMADA Welcome!」

アメックスが予約しておいてくれたお蔭で速やかにチェックイン出来た。

荷物を部屋に運び込み、荷を解き、ほっと一息つく。



〜画像集〜

DSCF4526サンルイ島、さらば。

いつかまた来る日まで。






DSCF4529ディアマへの道の途中、水辺で洗濯、食器洗いの村の女性達







DSCF4536国境を超えたところの国立公園








DSCF4539白いのは何?と思って見ると、ペリカンの群生♪







DSCF4545地図にない道を長距離走る。かなり不安(><)

誰もいない。道はところ、どころ砂。。

いつまで続くのか誰か教えて・・(苦笑)



DSCF4551まれに村があったが、建物があっても外に誰も出て居ない。

今までのアフリカと大きく違うところだ。





DSCF4553幹線道に出ると歓迎してくれたのが

「ラクダ!」

かなりデカくて一瞬驚きます。




DSCF4555砂丘とラクダはやっぱり似合うな〜








DSCF4556あちこちで道を横断








DSCF4558人に慣れていて近くまできます。








DSCF4564モーリタニアの生活様式は特徴的。

流民の風習があるためテント生活の家屋が目立ちます。





DSCF4568イスラムの女性の服が強風であおられる







DSCF4572国全体が砂漠化が進んでいることが問題になっているという。







DSCF4575首都、ヌアクショットに到着!








迷った行き着いた国境。そして地図にない道をひた走り、幹線道を飛ばしホテルに到着したのが16:00近く。
【HOTEL HALIMA 70€ TV/エアコン/湯シャワー/無料Wi-Fi】

結構、疲れましたがついに21カ国目に到達しました!

写真夕食時にオススメは?と聞くと魚ならこれです!といって出てきたのがこれ。

courbineニベという塩水魚だそう。



明日は、一気にモーリタニアの北の果て、ヌアディブを目指します☆


 

【セネガル】ダカール~サンルイの旅 

2011年4月11日(月)


日中でも25度前後の最高の気候のダカールに4泊しました。

思わず長居してしまった居心地の良いホテルをチェックアウトしラックローズ経由でサンルイを目指します。


パーキングに丸二日、置きっぱなしにするとバイクが海の塩で白っぽくなっていた。

やや寂しい気持ちでホテルを後に、まずはダカール郊外のラックローズ(LAC ROSE:ローズ湖)に向かう。


一瞬、道を間違えたため、来た道を戻ろうとするが、高速道路のような作りになっていたため少し先の立体交差ジャンクションまでいく。

最後の合流地点である車線に入ろうとすると、近くにいた人が、


大きな「音」で


「シー!シー!」


・・と例の音を出す(笑)
 
実はその車線は対向車の車線で逆走するところだった!
 

お蔭ですぐに停車し後ずさりでバックして元の車線に戻ることが出来た。

中央~西アフリカに入ってから増えた、交差点がサークル状になっている特徴的な作りの道であるのと、慣れない右側通行が原因だった。

危ない、危ない。。(汗)


途中のガソリンスタンドで給油中、周りに人が集まって来て、一人の男性が私のバイクに装着してあるGPSを見て、私に尋ねる。


「これ、TV?」


いやいや、さすがにバイク運転しながらTV見ないでしょう(笑)


アミーゴ、アミーゴとも言ってくる。


「日本人だって!(笑)」


そんな会話のGSを出てラックローズを目指すと、道が悪く、

私が最も苦手な深砂の道になる。もう、ふっかふかです。(笑)


ふかふかはソファくらいだけでいいんですけど・・と思いつつ走る。


やっとラックローズに到着!!
苦労して辿り着いただけあってかなり嬉しい♪


さー、ここで五感で何を感じられるかと思い、深呼吸をしようと息を吸い込むと、

また声をかけてくる人がいる。  ゴホゴホ。


「どこからきた?」「どこへいく?」「泊まるところはあるのか?」「土産物はどうだ?」


話しかけてくれる人がいるのは嬉しいことが、一人で何かを考えたいときは、

少々、困る時もある(苦笑)


場所を変えて写真撮影をしようとバイクを停めると、またまたどこからともなく声をかけてくれる人が来る。

土産物売りの父娘(?)だ。
「私達の写真を撮って」と言うので撮影して上げる。

それを送ってと言いながら、アドレスを書いたメモを私に渡し、その御礼としてこのネックレスをプレゼントしますといって私の首につけてくれた。
そのアドレスをよく見ると、インターネットのEメールアドレスでなく、普通の住所だった。さすがに日本に帰ってから国際便で送ってあげることは出来ないのでささやかだがネックレスの代金を払った。
今までこの旅で、一度も自分のために何かを買ったことがなかったのでこのネックレスはダカールラリーゴール地での良い思い出になった。


世界一過酷なパリダカールラリーのゴール地点。
一ヶ月近くの期間、約10000キロを走行後のゴールだ。
このバラ色の湖に到着できる人と、到着出来ない人がいる。
ゴールした人達はこの湖から50キロほど離れた、ダカール岬の最先端までパレードをする。 

レースは途中がいくらよくても、途中でリタイヤしたら、リザルトには何も残らない。

参加したという本人の満足感があるだけで、プロの場合は許されるものではない。逆にプロセスはどうあれ、結果にこだわることが大切なのだ。

ダカールラリーの舞台がこの地から変わって久しいためか、この湖ではレース開催地の面影は全くない。湖底の天然の塩を汲み上げる多くの船が水面に静かに浮かんでいるだけだ。

ラックローズからサンルイへ向かうため幹線道に戻るまでの道のりが、またふかふかの砂道。。

途中、硬めのダート路になるが突然、砂に変わるのでスピードが出せない。
そしてこの砂漠地域の砂の色は、赤黄色い。

ナミビアの砂丘の色に少し似ていることを思い出した。

途中、ある町で休憩して水分補給後、出発しようとすると、iPhoneが作動しなくなっている。

「温度」と表示される。
さすがに40度を超える気温の炎天下にさらされると作動が厳しいよう。

ただiPhoneの地図を頼りに走行しているので復活させるために、走行中、水をかけながら冷やして直す(笑) 


その後の道の状態は良く、いよいよサンルイに到着。
目指すホテルへ到着すると満室だといわれ隣のホテルを案内された。部屋を確認すると悪くないのでチェックイン。
【DIOP APPAT 20000CFA(3800円)TV/エアコン/シャワー/Wi-Fi】
 (シャワー:初めお湯、途中から水(笑))

世界遺産の島だというのでせっかくなのでバイクで一回り。何が世界遺産かというと島の建造物そのものがその指定の対象とのこと。 

ホテルの近辺を歩くと沢山の人が声をかけてくる。ほとんどが土産物や、観光関係の誘いだ。

馬車に乗らないかと誘ってくれる人がいたのでこの地方の思い出に乗ってみる。バイクで回ったルートをまわり二周目となった。 
もう、サンルイは完璧だ。(笑)
 

夕食のためにホテルとなりのレストランに行くと1/2チキンのプレートで2500CFA(465円)安い!そして結構、美味しい^^

そのレストランは「内輪」の人が出入り自由なところで、いろんな人が食事をしなくても入って来る。

夕方ホテルの前で私に声をかけた男性が私の夕食時に同じテーブルに座り込んで来て一生懸命、私に訴えかけてくる。土産物を自分で作り、町で売る仕事をしている。


私に話してくる内容は、仕事がない、この商品を買って欲しい、少しお金をもらえないか、日本に行きたい、あなたのビジネスを私もしたい・・等々。
また、このレストランで働く女性が貴方のセネガル妻になりたいと言っているがどうだ、とも言う。。
かなり丁重にお断りした(笑)

こんな時間も私にとってはこのセネガルという国を知る貴重な時間となる。

また、一人旅ならではのことだろう。



〜画像集〜

DSCF4407ダカールから郊外へ抜ける幹線道。


ここがかつてのダカールラリーのパレードロードのようだ。




DSCF4409ラックローズはまさにバラ色!

湖の反対側が砂丘になっていて、そこを走行してゴールとなる。






DSCF4410島を一周出来る道がある







DSCF4415土産物売りの父娘








DSCF4418一面、ピンク!

だから、ローズ湖。






DSCF4424この撮影中も周りに人がいてやりにくい。。(苦笑)







DSCF4428取れた塩を干しているのだそう。








DSCF4432静かな湖

聞こえるのは 船人の会話と風の音だけ





DSCF4433塩をくみ上げる船


いつの時代からしているのだろう





DSCF4436ラックローズを離れ、幹線道へ戻る道も砂道の連続。

セネガルの砂漠地帯であることを判らせてくれる。




DSCF4454やっと、サンルイの島が見えてきた!








DSCF4458この橋を渡って行きます。








DSCF4464島の中にもう一つ橋があり、島が二つある感じ。

雰囲気は全く違います。

まるで観光者向けと、地元向けのよう。


DSCF4465サンルイの中心にある官公舎








DSCF4473島の沿岸から見る大西洋








DSCF4475ヤギもバイクを珍しそうに見る?








DSCF4477世界遺産の町並み1








DSCF4480













DSCF4481













DSCF4483泊まったホテルの中庭












DSCF4484ホテル受付は大変シンプル(笑)








DSCF4486壁の目張りを直す人は指作業(笑)













DSCF4487バイクをホテル屋内にしまってくれるために大変な手間をかけてやってくれる。











DSCF4497購入したかった、木の椅子。

コンゴの小さな村で泊めてらったことを思い出す。




DSCF4514セネガル特有のミニバス。

派手というか、アイデンティティと言うか・・。




DSCF4518「カレシュ」と呼ばれる馬車に乗る☆ 
観光客の気分^^







IMG_3237鳥料理はアフリカのどこでも食べることが出来る。






IMG_3239

彼の稼ぎの元は、一日二個作るのが限界の手彫りのマスク。

稼ぎたい、頑張りたい気持ちがあるが手段が無いという。

25歳のNgoudasow君も
一生懸命生きている。






明日はセネガル〜モーリタニア国境を超えて。ヌアクショットへ参ります。

21カ国目はどんな国なのでしょうか。

不安と楽しみが入り交じります・・。 


 

【セネガル】ダカール滞在

2011年4月10日(日)

腰の件、指の件、沢山の方からご進言頂いております(><)
ご心配して戴いて本当に有り難うございます。 
腰のほうは幾分、楽になってきています。

お言葉に甘えて(?)しっかりと休息をとりました。
とは言ってもかなりの作業があったので部屋にこもっていたダカールでの週末でした。


気分転換に海に面しているホテルの6階の窓を開けると、スッゴク!気持ちのいい空気と一気に出会うことが出来ます♪

そして窓辺に干してある洗濯物の乾きもイイ!(アラ?笑)
 
ホテルの景観を崩すので何か言われないか心配でしたが、このホテルはゲストへの対応が本当に素晴らしく言う事なしです^^!

作業が一段落したところで、ずっと部屋にこもりっきりで食事もルームサービスだったので、ダカール最後の夕食をと思い、ホテルの海辺のレストランへ。

IMG_3191夕日を見ながら食事がとれる浜辺のレストラン






レストランから浜辺と防波堤に降りれることが判ったので行ってみる。

IMG_3229誰か、私を写して!(笑)

・・まったく人影がないのです。











IMG_3194西の果てまで来たんだなと想いを馳せる。








IMG_3197岬にそびえ立つホテル。








IMG_3217しょうがないので自分撮り!







大西洋に沈む 素晴らしい夕日を見ながら、本当にこの旅に出たことに対し関係者に感謝、そして自分の決断が良かったことを確認しました。

たった一度しかない人生、誰のために、どれだけ役に立てるかが私にとっての価値。

そのための力となる旅として今を大切にしていきたい。

明日はダカールを離れ、セネガル最後の町、世界遺産サンルイへ向かいます。

 途中、「ラックローズ」というパリダカールラリーのゴール地点を訪れる予定です。

世界一過酷と言われたレースのゴールがどんなところなのか、見て、感じて、感性をさらに磨きたい。 
 

【セネガル】ダカール滞在/子供インタビュー

2011年4月8日(金)


ダカール滞在中にたまっているブログをまとめてアップいたします!

本当はこの「まとめてアップ」は大変心苦しく、望ましくないのですがここアフリカでは、仮に町一番のホテルに泊まったとしてもインターネットが繋がらない所が多いので少々ご勘弁いただければ幸いです。



ダカールの快適なホテルのベッドのお陰で久しぶりによく眠ることが出来た。
今日はまずバイクのメンテナンスをするためにトーゴのバイクショップ「トニートーゴ」のミッシェルに紹介してもらった、ダカール一の腕の良いメカニックがいるバイクショップに行く事にする。
ただミッシェルに教えてもらったのは「Mr.Toubaye(トゥーバイ)」さんという方の電話番号のみ。
ホテルスタッフに電話してもらい場所を確認すると幸いホテルからバイクで15分ほどの場所だった。
早速、出発。

教えてもらった場所の近くまで行くが全くそれらしいところは見当たらない。

バイクを停止させているといつものように、「どこか探しているのか?」という人達が集まってくれる。
さすがに、バイク屋を探していることを伝えるにはジェスチャーでは限界があり、英語を話せるかと聞いてみるとそこにいた5〜6名は誰も出来ない。すると英語の話せる人を呼んでくれて登場したのがアレックス。近くでタクシーの洗車の仕事をしている人物だった。
彼が通訳してくれるとそのバイクショップの場所が判った。突然、アレックスが私の後ろにまたがって来た。危うくバイクが倒れそうになる(汗)一緒に乗って場所を教えてくれるようだ。

タンデムで移動すると、実際、幹線道の反対側ですぐ近くだった。
近くまで行くと、大きな塀の門のところで私達を手招きしている人がいる。
電話連絡をしていたのでその工場の人が外で待ってていてくれたのだ。
アフリカでは工場、会社、ホテル、事務所、個人宅など多くの場所で、高い塀、大きな門があり中が見えないようになっている作りの所が多い。セキュリティを考えてのことだ。

門の中に入るとそこは自動車整備工場だった。バイク部門と車部門が分かれている。ややバイクの比重が多いかな?

IMG_3169パリダカ出場チーム「トニートーゴ」の紹介だけあってこの整備工場はさすがにいろんなオートバイがおいてある。レース用のマシンや大排気量のオートバイもおいてありここでメンテナンスをしてもらうことはかなり安心出来る。


IMG_3177車部門はほとんど足回りの修理。
道が悪い結果、車の傷む所は同じようだ。






メンテの依頼は、トーゴから積んで来たリアタイヤ交換とオイル、エレメントの交換だ。
IMG_3166







順調に整備を終了してくれた。

この整備中、この場所まで連れて来てくれたアレックスが私の通訳代わりにその工場にいてくれた。というより、ここのトゥーバイさんの命令?でいさせられた(笑) ちなみにアフリカでは年長者の言うことには従うのが基本。

そんなことから整備後には彼の洗車場に行く事になったのと、子供インタビューについて話してみるとアレックスの住む地域の子供を紹介したいというので夕方、再度待ち合わせをして行く事にした。

IMG_3175洗車場では、洗っているそばから土煙を上げて自動車や馬車が走るためすぐに汚れる。

結構いい商売かもしれない(笑)


子供インタビューのために夕方待ち合わせをしてアレックスの住む地元に出発。また勢いよく飛び乗るのでまた倒れそうになる。

アレックスと共に行った場所はやや貧しい方々が住むエリアのようだった。
そこでのインタビューもやや苦労した。やはり「夢」について理解してもらうのに少々、時間がかかった。 


DSCF4398
子供の無邪気な表情はどんな場所でも可愛いく素晴らしい☆






無事インタビューが終了し、元の場所に戻るためにバイクを準備するとまた勢い良く飛び乗るので、ついにバイクが倒れてしまった。
それについてはアレックスはかなり謝っていた。

別れ際に、アパート代が払えなくて困っているので少しお金をくれないかと言う。

いくら?

と聞くと、1500セーファー(270円)だと。
それについては子供インタビューの御礼に提供した。

この子供インタビューの活動をすることによって、いろんな人と出会い、多くを話し、様々な場所に行き、価値観が判り、本音や、裏表が伝わってくる事もあり、かなり貴重な経験となっている。

普通の旅ではなかなか経験し得ないことが出来ていることに感謝する。

そしてこの経験が帰国後も含めて多くの方の役に立つことが出来ると信じている。

あっと言う間に夕方となりたまった作業が出来ていなののでもう一泊することにする。
 
そのためスーパーに買い出しに寄り、夕食は再び岬の海鮮屋台に行く事にした。
二日連続で行ったので屋台で魚貝を焼く女性も嬉しそうだった。


IMG_3181屋台の店に設置してあるTV。

今、アフリカは情勢が緊迫している国
(リビア、コートジボアール、ナイジェリア・・)
が多数あり、多くの人がニュースに見入る。


今日は調子に乗って魚、イカ、貝を少し多めに頼んでしまい会計は飲み物など全て込みで1650円だった(高!苦笑) 


IMG_3186この上にさらにイカが乗って来た。






たぶん明日は、来ないと思う。(笑)

 

【セネガル】タンバクンダ〜ダカールの旅

2011年4月7日(木)

今日は憧れの地、ダカールへ向かいます。



1タンバクンダのホテル外観です。

中々、きれいなところでした。






1−1タンバクンダの町並み。








2この町の特徴は、馬タクシーが沢山!

セネガルに入ってからは馬を沢山見かけるようになります。



DSCF4243そしてロバよりも多いかと思うほど、馬車が増えてきました。







3朝日を背に西へ向かう。


一気に、大西洋へ♪





4途中の村では家を造る最中だったようで、
屋根の製作中です。







4−1馬にまたがる少年☆

馬具なしで、上手に乗りこなす姿が実にかっこいい!






5カオラックという地方は広大な湿地帯が広がります。

それでもブルキナファソからここまで、ものスゴイ乾燥地帯なのです。


しばらく使っていなかったリップがまた手放せなくなりました。


6かなりの頻度で牛の横断に遭遇します。

この写真の直前、牛が路上でコケていました(笑)





6−1ついに、ダカールの標識が見えて来た!!
(嬉)







6−2ダカールに近付くに連れてモスクの数が増えて来た気がする。

それもどんどん巨大化していっている?




砂漠地帯が広がる地域。 7


セネガルでは、馬を足代わりに使う意味がわかる。




8海に近付くにつれてバオバブの枝が短くなってきた。。







9ついに、海が見えた!!!!
大西洋です!

そして、なんと気温が下がってきて30度を切りすごく涼しい(驚)




無事ホテルに到着し、
休む間もなく早々にホテルスタッフに港の税関の場所を教えてもらい向かうことに。

その途中、とても良い景色を沢山見る事が出来ました。
港に隣接する税関では書類を提出すると植木等さんそっくりの係官が対応してくれ、すぐにハンコを押してくれました。
ちなみにこの係官の方の眼鏡のつるが片方無く、ひと作業するたびに眼鏡がずり落ち、私は笑いをこらえるのがやっとでした(爆)
それだけでもここに来て良かったと思うほど(笑)



10ダカール先端の海岸線。

景色が最高に良く、本当に気持ちいい!







11ダカールの街中。








12アメリカの自由の女神を抜いて世界一大きいブロンズ像「ルネッサンズ像」

北朝鮮が建設したとのことです。





13ダカール港は奴隷の輸出で世界一だった悲しい記録があることから、自由を願い、建てられたそう。
(2010年4月完成)




14ルネッサンス像の丘から見るダカールの街並み。







14−1ダカール岬、先端の灯台








15「Phare」と呼ばれる場所








16ついにアフリカ大陸最西端に辿り着いた!

17








18思えば、アフリカ大陸反対側のケニアを出発してから約3ヶ月後の到着となりました。






19ここは観光名所になっており、








20お土産物屋さんが沢山あります。








21ダカールを象徴するかのような行商の方(笑)


バイクの私にデカイ鏡を売り込みます(笑)









22食事処では海の幸が沢山焼かれていて、貝の串に野菜、フランスパンがついて170円。

貝好きの私にとって、もうサイコーの夕食となりました(嬉)



23海の向こうは南米です。

地球の広さがなんとなくつかめてきた、・・かな?




ダカールの気候は、他の地域と驚くほど違います。
夕方になると少々、寒いくらいで部屋のエアコンを切ってもさらに一枚上着を羽織るほどでこの過ごし易さはかなり想定外でした!

またホテルスタッフの対応が実によく、それだけで街そのもののイメージも良くなり長居したくなります。

【ホテルメリディアンプレジデント €128 朝食別/フル完備】

明日は子供インタビュー、バイクの整備、ブログの更新、荷物の配送等々、作業が沢山。

ここでの滞在が二泊で済むか少々心配です(^^;)



 
和光小学校 岐阜市立鶉小学校

世界各国の子どもたちの声をお届けします。

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