2011年6月28日(火)
走行距離:210キロ
天候:晴れ
最高気温:39.5℃
出発時間:7:45
到着時間:15:30(イランとの時差:30分)
ついにイランを離れる日が来ました。
未知の地、トルクメニスタンに向かいます。どんな国境越え、街、人が待っているのでしょうか。
22号線を走るのも最後。
人気のないところに停めて、朝の寒さ凌ぎにレインウェアを着ていると
「何か困っている?」と寄って来て撮影を。
最後の最後まで人なつっこいイラン人の方々。
トルクメニスタンに向かう道中は、一瞬、道を間違ったかと思うほどの何もない砂漠地帯を走ることも。
いくつもの山を越えて行きます。
トラックの長い列がもうすぐ国境、を意味します。
思いのほか、イラン出国で時間がかかってしまいました。
カルネへの沢山の人のハンコとサインをもらうためあちこちの窓口周りが必要となります。
イラン国境を出ると、完全に隣接しているトルクメニスタン国境へ。
(どちらの国でもない緩衝地帯がない)
ここトルクメニスタンでは法律により外国人が車両を持ち込んで走行する場合、現地旅行社の同伴が必要となるためガイドさんが待っててくれる。
トルクメニスタンのビザは、そのガイドさんがこの国境まで持って来てくれていた。
国境オフィス内で、うまく落ち会えてほっとします。
誰であれ待っていてくれている人がいるというのは嬉しいもの。
さーて、ここトルクメニスタンはイランとまったく違う印象。
係官は全くと言ってよいほどフレンドリーでない(苦笑)
迷彩の軍服をがっちり着込み、笑顔をもたず冷たく?あっち行け、こっち行け、と指示をする。
私の満面の笑顔にも、吊られて笑うこともない(笑)
先人のブログで「官僚主義が極めて強い・・」と見たことがあったがまさにそんな印象。
そして、国境到着から、手続き完了し出発まで、実に2時間半。
かなり無駄な作業時間が含まれている気がする。
時間はかかったが無事、入国。
Good Bye! IRAN!
Hello! Turkmenistan!
首都アシガバードに向かう途中、荒涼とした山々を抜けていきます。
そして一気に気温が上がっていきます。
あれほど気候が安定していたイランの快適さは国境を越えた瞬間、終わりました。
国境の峠から山を下り続け一時間ほどするとアシガバードの街が見えて来ます。
前情報で聞いていた通り、街は
「白一色」これには本当にびっくり!!
きれい、と少々気味が悪いのと、でも斬新で良い気もするのと、複雑です。。
街は、完全に計画都市的な作りになっているようです。
街を歩く人が少なく、寂しく、なんだか異様な?感じが。。
女性がスカーフをかぶってない!そして肌を露出している!!
珍しい~、・・って完全にイラン人になっています(笑)
街を走る車を見る限り国民(少なくともアシガバード市民)の暮らしは悪くないように思います。
イランではほとんど見なかった、BMW, メルセデス、新しい日本車、が沢山走っています。
このトルクメニスタンも謎に包まれた国というから、私にとっては逆に楽しみです(笑)
明日は、アシガバードの観光をします。
そして子供インタビューは滞在中どこで出来るのでしょうか・・!?