2011年8月12日(金)
走行距離:490キロ
出発時間:7:30
到着時間:15:30(時差+1h)
天候:曇りのち晴れ
最低気温:8.5℃
早朝、外に出ると吐く息が白い。
8月上旬で夏真っ盛りのはずなのに。
真冬は想像するのも嫌になるくらい厳しいものになるのだろう。
ガレージからバイクを出しホテルの方とお別れをする。
誰もいない早朝の町・・の筈が、ロシア製の車が一台、ホテル脇のあぜ道にエンジンをかけたまま止まっている。
アイドリングだけでも、静まりかえった町に響く。
中には厳つく、眼つきの鋭い男性が三人乗って私をずっと見ている。
あえて話しかけてみた。
「チタへの道はどっちかな?」
車から降りてきたのは軍警察のようで、笑顔で教えてくれた。
私が出発する時になると、クラクションを小さく鳴らし、着いてこいと合図をする。
結局、3キロ近く走って幹線道へ出るまでの道を案内をしてくれた。
幹線道に出ると、チタまで468キロと出ている。
気温が下がり、8.5℃になった。
思わずバイクを停め、インナージャケット(ラフandロード)を着込む。
やっと震えが止まった。
しん、と冷えきった夜明けの空気を切り裂いて進む。
朝陽に向かって走るようになって、もう何日目になるんだろう。
チタまでの長い道のりの途中、工事関係者が手を振ってくれる。
また、私が抜いていった車が、その後、私が停車している時に優しくクラクションを鳴らして手を上げてくれる。
こんなことだけでもとても嬉しく感じる。
なんとなく物悲しさを感じさせる枯れた白樺達
草原地帯
時には湿地帯が現れる
長い移動の後、遠くに街が見えてきた。
チタは人口30万人超えの大きな町だった。
町の中心に入り、一瞬、iPhoneのローミングを効かせて地図でホテルを検索した場所に着くも、それらしきものはない。
ふと気付くと私に近づこうか、どうしようか、あぐねている感じの若い男性がいる。
私から声をかけるとすぐに寄ってくれ、英語が少し話せる希少な人だった。
探しているホテルを伝えると場所が全然、違うよう。
簡単に教えられる場所でないらしく困っている所に、車に乗った人が
「どうした?」
と声をかけてくれ、私がホテルを探している旨を彼が通訳する。
「五分待ってくれたら、ホテルまで連れて行くよ」
と言ってくれ、本当に五分後に迎えに来てくれた。
2-3キロある距離を案内してくれた。
本当、みんな親切だなあ。
着いた宿はモーテル。
受け付けに近付き、座っている女性に話しかける。
まず、英語が出来るか聞いてみよう。
山田「Do ・・」
女性「No!」
早っ!まだ、ドゥ、しか言ってないのに・・。(笑)
素泊まりで1800ルーブル(5000円)。
ロシアは結構、安くない。
何でも日本並みな感じ。
足の都合で夕食を食べに外出出来ないが、昨日のホテルでスタッフが仕入れてくれた食料がまだある。
二日続けて夕食はカップ麺になった。
Wi-Fi(無線インターネット)が使える部屋だったのでこの先の道路状況や宿の情報を収集しているうちに電気も付けっぱなしで眠ってしまった。
【シベリア宿情報】
国名 ロシア
都市名 チタ
ホテル名 Panama City Hotel
電話 8-3022-44-32-32
住所 ウランウデ方面からM55でチタへ入る最初のロータリー近く
料金:1800ルーブル(素泊まり)
ネット環境 Wi-Fiあり無料
衛生環境 良好
特徴や感想 有料で朝食あり
走行距離:490キロ
出発時間:7:30
到着時間:15:30(時差+1h)
天候:曇りのち晴れ
最低気温:8.5℃
早朝、外に出ると吐く息が白い。
8月上旬で夏真っ盛りのはずなのに。
真冬は想像するのも嫌になるくらい厳しいものになるのだろう。
ガレージからバイクを出しホテルの方とお別れをする。
誰もいない早朝の町・・の筈が、ロシア製の車が一台、ホテル脇のあぜ道にエンジンをかけたまま止まっている。
アイドリングだけでも、静まりかえった町に響く。
中には厳つく、眼つきの鋭い男性が三人乗って私をずっと見ている。
あえて話しかけてみた。
「チタへの道はどっちかな?」
車から降りてきたのは軍警察のようで、笑顔で教えてくれた。
私が出発する時になると、クラクションを小さく鳴らし、着いてこいと合図をする。
結局、3キロ近く走って幹線道へ出るまでの道を案内をしてくれた。
幹線道に出ると、チタまで468キロと出ている。
気温が下がり、8.5℃になった。
思わずバイクを停め、インナージャケット(ラフandロード)を着込む。
やっと震えが止まった。
しん、と冷えきった夜明けの空気を切り裂いて進む。
朝陽に向かって走るようになって、もう何日目になるんだろう。
チタまでの長い道のりの途中、工事関係者が手を振ってくれる。
また、私が抜いていった車が、その後、私が停車している時に優しくクラクションを鳴らして手を上げてくれる。
こんなことだけでもとても嬉しく感じる。
なんとなく物悲しさを感じさせる枯れた白樺達
草原地帯
時には湿地帯が現れる
長い移動の後、遠くに街が見えてきた。
チタは人口30万人超えの大きな町だった。
町の中心に入り、一瞬、iPhoneのローミングを効かせて地図でホテルを検索した場所に着くも、それらしきものはない。
ふと気付くと私に近づこうか、どうしようか、あぐねている感じの若い男性がいる。
私から声をかけるとすぐに寄ってくれ、英語が少し話せる希少な人だった。
探しているホテルを伝えると場所が全然、違うよう。
簡単に教えられる場所でないらしく困っている所に、車に乗った人が
「どうした?」
と声をかけてくれ、私がホテルを探している旨を彼が通訳する。
「五分待ってくれたら、ホテルまで連れて行くよ」
と言ってくれ、本当に五分後に迎えに来てくれた。
2-3キロある距離を案内してくれた。
本当、みんな親切だなあ。
着いた宿はモーテル。
受け付けに近付き、座っている女性に話しかける。
まず、英語が出来るか聞いてみよう。
山田「Do ・・」
女性「No!」
早っ!まだ、ドゥ、しか言ってないのに・・。(笑)
素泊まりで1800ルーブル(5000円)。
ロシアは結構、安くない。
何でも日本並みな感じ。
足の都合で夕食を食べに外出出来ないが、昨日のホテルでスタッフが仕入れてくれた食料がまだある。
二日続けて夕食はカップ麺になった。
Wi-Fi(無線インターネット)が使える部屋だったのでこの先の道路状況や宿の情報を収集しているうちに電気も付けっぱなしで眠ってしまった。
【シベリア宿情報】
国名 ロシア
都市名 チタ
ホテル名 Panama City Hotel
電話 8-3022-44-32-32
住所 ウランウデ方面からM55でチタへ入る最初のロータリー近く
料金:1800ルーブル(素泊まり)
ネット環境 Wi-Fiあり無料
衛生環境 良好
特徴や感想 有料で朝食あり